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2004/09/30

無駄な知識は無駄なのか?

 瀬戸智子の枕草子さんの月は東に日は西にから、以前書いた天動説で、いいんじゃない?へトラックバックいただきました。誠にありがとうございます。
 
 どうも、今の子供達は日の出日の入りの方角がわからないようです。しかし、私もわかりません。☆logさんへのコメントでも書いたのですが「西から登ったお日様が~、東へ沈む~、えっ大変!」という天才バカボンの歌のだとしか覚えていません。だから、身に付いたものではなく、子供達を笑っている場合ではありません。

 それと、瀬戸さん曰く、子供たちが星空を見ないらしいです。こっちは子供達に勝ちました(笑)。北の空の北斗七星とカシオペアを見て、北極星を探してました。それが、有名な割りに、北極星はしょぼい星なんです。テストの引っ掛け問題で、北極星は何等星か?ってのがありますが、これ本物見てれば1等星でないことはわかりますね。冬のオリオン座、これ絶対見てました。3つ並んだ星、そう、オリオンの帯に当たる星ですが、あれ、毛利家の家紋のもとらしいですよ。私は勝手に、「黒い三連星」となずけていました。私と同年代か、マニアの方にはわかると思いますが・・。あと、さそり座なもんで夏はさそり座を探してました。あの赤いのがアンタレスか?なんてほざいてました。そんな星空を見ようともせず、天体は苦手?なる言葉を発する子供達に瀬戸さんは、

嫌いとか苦手という前に「触れる」事をしていないような気がします。空を見上げるという経験をしていなければ、教科書で学んだ事なんて所詮は「絵に描いた餅」です。
私も同感です。教科書で学ぶということは、点のようなものです。それに実体験が加われば、線に、面に、立体にと発展して行きます。それこそが真の知識だと思います。
 
 ただ、すこし違和感も覚えます。天動説で、いいんじゃない?でも書いたのですが、テストに出ない知識は無駄な知識という常識が現代にはびこっています。子供達に「夜空を見ようよ」と呼びかけることは、「テストに出るから見ようよ」「教科書に出てるから見ようよ」「基礎知識が無いといわれるから見ようよ」と聞こえているのかもしれません。つまり夜空を見ることに理由を求めるような意識をもっているのではないかと思うわけです。そして、そんな言われ方をされれば、子供達はいちいち体験しなくても、テストに答えることができる事を知っていますから、わざわざ見ようとはしないわけです。これは悪循環です。私なら子供達に星空を見ようよと言う時、理由を求めません。無駄に眺めるだけでいいと思うんです。あれが北極星、なんて見なくていいと思います。きれいだな、でいいんじゃないでしょうか。どうして月が満ち欠けするかなんて考えなくていいと思います。私は満月より三日月が好き・・でどうでしょう。山中鹿之介の話もあることですし・・(戦国マニアの私の無駄知識、ちなみにマニア的にいうと正式には山中鹿介らしい)。
 
 それと、天動説みたいな誤った知識を持っているということは、そんなにいけないことなのでしょうか。私が小学校のとき、担任の先生が「世界で一番長い川は?」と質問しました。私の友人が、喜び勇んで「アマゾン川!!」と答えました。これ誤ってるんですが、今思うと子供の感覚としてごく自然だと思うんです。地図を見てみれば、アマゾン川には多くの支流があり、きわめて大きくみえる川です。テレビや図鑑を見ることで、そこには果てしない熱帯のジャングルが広がっていて、数多くの動物が住んでいることを知っています。その自然の大きさ雄大さを感じていれば、世界一の川と答えることはごくごく普通のことではないでしょうか。その自然の雄大さというある意味無駄な知識を知らず、資料集の数字だけ見て「ナイル川」って答えるより、よっぽどましなんじゃないでしょうか。ちなみにその担任の先生は「アマゾン川じゃありません。ミシシッピー川です」って、教えてましたけど・・。
 
 私の提案は、最低限の知識はちゃんと教えろという、天動説論争の論調ではなくて、「子供達よ、どんどん無駄な知識を身に付けなさい」です。これは子供に対する問いかけではないかもしれません。むしろ無駄な知識はもたせまいとする大人に対する問いかけかもしれません。 夜9:00をすぎて塾から出てくる子供達を見ると、せっかく無駄知識を得る大事な時期なのに、もったいないと思うんです。まさに無駄をそぎ落とし、無駄を身に付けない体質を作っているようで、私としてはちょっとどうかと考える今日この頃です。

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追加記事:天動説でいいんじゃない?へトラバいただきました、にわか教育パパの世迷い言さんと、やわらかな宇宙: 小学生の天文知識さんに、結構論調が合いまして、トラバさせていただきました。

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2004/09/27

ブログで火をつけろ!(ライブドア派のあなたへ)

 先日、公開という密室(当て馬?のライブドア)で、プロ野球新規参入球団がまるで楽天に決定みたいになっていて、裏で何してるんだろう、ってのを書きました。そして、オーナーサイドが新規参入に関する手続きを公開するといっているのは、公開すればするほど楽天に優位なので、これはまさに「公開を盾にした密室」ではないかと疑問を呈してみたわけです。
 そもそも、密室でオーナーたちが1リーグ制への方針を決めてしまい、ファンや選手不在の中で強引にことを進めようとしたのが今回の騒動の原因だと考えています。そして降って沸いたような、今回の楽天による後出しじゃんけんに対しても、同様な密室性が感じられたため、このまますんなり楽天で決定でいいのか?と思っていたのですが・・・。なんとなんと、仙台市民は多くが(9割?とも言われていますが)ライブドア派であるらしく、ネット上でも★ラーメン占い blog★さんのページ見てみると、同じく9割がライブドア派だということを知りました。9割ですよ。9割。フセインのイラクか北朝鮮じゃないんですからこのアンケート結果は異常すぎます。というか、楽天のやり方、ちょっと強引でうさんくさいなと感じていたのは私だけじゃなくて、非常に多くの人が感じていたと知ったわけです。しかし、テレビ新聞などのマスコミからこの異常なライブドア人気は全く伝わってきません。むしろ楽天優位って見だし出してますし、この2社の泥試合を伝えたほうがおもしろいなんて考えてるんじゃないでしょうか。プロ野球のオーナーサイドからも地元民がどう思っているかなんて興味を持っている様子は全くないような気がします。むしろ、どっちが行っても、東北初の球団であり、どうだ、ありがたいだろうぐらいにしか考えていないのではないでしょうか。もしそうだとすると、9割もの人の気持ちに全く関心が無いんですから、マスコミもオーナーサイドもこんな間抜けな話はありません。しかもこの9割の人たちは、少数を除きとくに声を荒げることなくむしろ静かに動静を見守っています。これを無関心層と判断しているとしたら、極めて鈍感でしかも馬鹿にした話だと思うのです。
 実は、こんな静かに見守っている人たちに発言の場を与えているのがブログではないのかと思い始めました。現実社会を決定していく一握りの人間や、いかにも世論を形成しているかのような大マスコミでは、こんな大きいにもかかわらず静かであるため目立たない意見を拾い上げる能力がありません。週刊!木村剛で 駆け込み寺はウエルカム:「ブロガー新聞」を発刊しよう!というエントリーがありました。こんな静かであるため目立たない意見を拾い上げ、現実社会へぶつける役目を、ぜひとも木村教祖に果していただきたいと願っています。今までは静かであるため、無視されたり、つぶされたりした意見が数多くあったはずです。しかしブログでは、その縦横に張り巡らされた関係から、静かであっても、それが少数意見なのか、それとも密かに多くの人が思っているものなのかがわかってしまいます。そんな意見をブロガー新聞として世の中にぶつけることができれば、真の市民メディアとして確立してくるのではないでしょうか。
 それにしても、このまますんなり新規参加球団が楽天に決まるんでしょうか。この静かな9割パワーに火がついたら、また、大波乱が起こるに違いありません。私に火をつける力はありませんが、意見のある方、どうぞコメント、トラバをお願いいたします。

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 追加記事:木村剛つながりで楽天に疑問をお持ちのGeblog - shiGe weblog: がんばれ!ほりえもん再びにトラバさせていただきました。
  
 さらに追加記事:★ラーメン占い blog★さんの、結果発表がありましたので、おそだしトラバさせていただきました。

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宣言!彰の介の証言

 7月の終り、 出発、彰の介の証言でブログを始めてから約2ヶ月、予想以上にこのブログに訪れていただける方が増え、信じられない反響いただいた記事もあった事、ひとえに週刊!木村剛の木村剛教祖はじめ、私のトラバを削除されなかった多くのブロガーの皆様、このつたない文章にリンクをはっていただいた皆様、そして、読んでいただきコメントなど残していただいたり、トラバしていただいた皆様、本当に皆様のお陰と、心より感謝しております。
 私としたことが、ブログ中毒で書いたとおり、ブログにはまり気味でして、中毒症状が出始めています。やまぶし萬力発電:ブログ中毒の処方箋。でのコメントにも書いたのですが、実は、今こんなブログ中毒にかかっている暇は本当は無くて、こなさなければならない仕事が山ほどあるのです。しかし、この暇は無いのにブログ中毒っていうこの緊張感が、なんともいえず、たまらなくなってしまいました。もしかすると中毒ではなくてブログ症候群の一症状かもしれません。やばいともいえるし、でも、いざとなれば断筆すればいいだけのことか、と、割り切っちゃうことに成功しました。ということで、今後の私の活動方針は次の通りです。
 1.週刊!木村剛: 第2回ゴーログトラックバック大賞は年末に決定します!を読み、新参者で全くのランク外の私でもまだ上位に食い込める可能性があることを知りました。自らが名づけた売名トラックバックという言葉のせいで、ちょっと週刊!木村剛へのトラバは遠慮気味にしようと思ったりしたこともあったのですが、まあ、よっぽどの無理ネタはともかく、今後は密かにそして大胆にトラバしていこうと決心いたしました。
 2.ココログブックスコンテストに登録しました。全くかすりもしないと思いますが、気合です、気合。
 3.ココログプラスへバージョンアップするかも。でも、お金もったいないので、このまま、「ただブログ」かも?。お金が絡むと急に気合が入らなくなります。
 ってことで、さらにがんばって行こうと思っています。BlogPeopleやMyblog Japanにもよくわからないまま登録しました。さらにはまって行く私、そして落ちて消えていくかもしれない私、いずれにしても静かに見守っていただけたらと思う次第であります。

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2004/09/25

公開という密室(当て馬?のライブドア)

 プロ野球問題、今度はライブドアVS楽天の新規参入争いになってしまいました。ゆびとまさんがゆびとま: 分かってないよ、読売新聞・・・そして次は野球協約の改訂だ!で、

これまでの経緯を見ると、どう考えてもライブドアの方が長い時間本気でプロ野球への参入を考えてきたと思われる。なのにワキが甘かったため、トンビに油揚げをさらわれようとしている。
って書かれてます。私は確かにほりえもんの戦略に甘さがあった事は確かとは思いますが、ちょっと納得いきませんね。なんか全くの鉄壁だったオーナー側に最初のくさびを入れたのがライブドアであり、それをぐぐっと広げたのが選手会であり、ファンだったような気がします。そしてやっとの思いでこじ開けたその穴を「どうもご苦労様でした~」って感じで楽天が通り抜けてる感じがするのは私だけでしょうか。全てのニュースを24時間見ているわけでないのでわかりませんが、昨日の日テレ系のニュースに楽天の三木谷社長が出てしゃべってましたが、これがまた、チーム名から、監督から選手までその候補を日テレ側が出すなど、「楽天に決まった」というのを前提のインタビューでしたね。ここまでの話をほりえもんがしているのをテレビで見たことがありません。読売もテレビでは社説ほどのオーナーびいきの報道はしませんでしたが、ここにきて、ああ、やってるよって感じがしましたね。
 というか、はっきり言って、もうオーナーサイドでは楽天って決まってるんじゃないですか?。私は人脈があるとしか聞いていませんが、いったい裏では何が起こってるんでしょう。オーナー側は新規参入の決定を公開するといっていますが、要するに資産規模とかサッカーでの実績とか、目に見えるものを公開すれば明らかに楽天優位だから余裕で公開といってるだけじゃないですか。いや、これは公開を盾にした密室ですよ。公開すればするほど、密室で何があったのかがわからなくなっていく。おそろしい。これで、本当にプロ野球は発展していくのでしょうか。
 完全に当て馬にされた感じのライブドアすけど、残された道はダイエーの買収ですか。しかし、それは一年以上後の話だから、おそらく今回のいきさつからいくとその間にまたダイエー買収の対抗馬が出されたりして。それよりは、球界発展を考えて、ライブドア中心に多くの新規参入企業を募り、球界拡大及び再編成に向かってまたくさびを打ち込んではどうでしょう。私は相当応援しますよ。

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 追加記事:かーちゃん語録: ライブドアーvs楽天さんも、楽天に怒っていらっしゃったので、トラックバックさせていただきました。

 さらに追加記事:★ラーメン占い blog★さんで、ライブドア・楽天のネット投票開催中!!ってのがありました。上記の通り、私はもちろんライブドアに清き一票を入れさせていただきます。

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2004/09/24

怒りの名門ゴルフ場

 私、ゴルフを趣味にしていますが、実は最近、とあるゴルフ場の会員権を購入いたしました。週刊!木村剛で、日本のリゾートは生まれ変われるか? と題したエントリーがありましたので、購入のいきさつ等を無理やりトラバさせていただきました。
 5年ぐらい前になりますが、仲間うちのゴルフ会が、とあるそれなりに名門といわれるゴルフ場でありました。一応名門ですから、かなり期待して行ったのですが・・、そこに待ち構えていたのは、とんでもない名門にあぐらをかいたというか、なんというか、とにかくひどい対応をして平気な、おばちゃんキャディでした。ゴルフをされない方もいらっしゃるとおもいますので、ちょっと説明を。たいてい、ゴルフは3~4人が組になってプレイします。その組に一人、キャディさんが付きます。このキャディさんは、荷物運びもしてくれますが、そのホールごとの攻略法や、残りの距離、風向なんかをおしえてくれます。ボールが林に入れば一緒に探してくれます。グリーンにのれば、それぞれのボールを拭いてくれて、少し右に曲がるから左に打ったほうがいいとか指導してくれます。場合によっては、スイングの指導までしてくれる事もあります(もちろん遊びの場合ですが)。その他、みんなの会話にのってくる面白いキャディさんもいて、要するにその一日のゴルフが楽しくなるかどうかの大きな要素を占めているのがキャディさんの質といってもいいと思います。
 確かにその日の我々4人は、全員100が切れない、へたくそぞろいだった事は確かです。しかもこのゴルフ場のメンバーさんは含まれていませんでした。キャディさんにとっては、はずれの組に付かされたことも事実でしょう。でも、でもですよ、あのおばちゃんはひどかった。ボールが林に入ったって、ぜんぜん探してもくれない。うちの同僚は、あと130ヤードって教えられて打ったら、グリーンの上空はるか向こうの林へ飛んでっちゃいました。ぜんぜん130ヤードもなかったわけです。グリーンにのったらもっとひどい。球筋を見る??、ボールを拭く??、な~んにもしません。しないどころか、全員がグリーン乗ったことを確認したら一人だけ次のホールにいちゃうんですから。私なんか屈辱にも、「4番アイアンとってください」とクラブを選択したら、そのキャディ横向いて5番アイアンわたしやがった!!。要するに、4番アイアンはお前には難しいから、5番にしとけってことです。ついでに5番ウッドって言ったときも、5番アイアンわたしやがった!!。これも、お前にウッドが使えるわけ無いだろうと言いたかったのでしょう。確かに私はへたくそです。けどそれならそれで、注意のしようがあるでしょう。結局我々4人は「名門の名を汚す、へたくそ集団、キャディとしての仕事をするに値せず」と判断されたようです。とにかく全員がいやな気持ちでホールアウトしました。帰ってから父に聞いてみると、名門にはよくあることらしく、一人うまい人や、メンバーが入っていると対応がぜんぜん違うと教えられました。
 もう2度とそんなとこでプレイするか!と思っていたのですが、某身内から、その、ムカつくゴルフ場の会員権を買わないかという話がありました。上のいきさつを話していやだというと、「もう、そんなヌシみたいなキャディは駆逐されたよ。あと家族会員制度ができたから、みんなでつかえるぞ」とのことでした。やっぱり、リゾートの話じゃありませんが、それ位のサービスや質の向上をしないと、名門といえどもその名にあぐらかいてる場合じゃないみたいですね。値段についても、その某身内に「お前、バブルの絶頂期は1億越えてたんやぞ。絶対買えん、手の届かん物件やったわけや。それが今は数百万やぞ。お前も背伸びすれば買えるやろ。それで名門ゲットや。そろそろ、値が上がり始めとるぞ・・・・」ふむふむ、たしかに、決して安いとはいえないが名門にしては安いかも。別に儲けるために買うわけじゃないし、一生持つと思えば1ヶ月1万円ちょい払っている位の計算か。それで家族でゴルフやれればぜんぜん損じゃないかも・・、あのおばちゃんも除去されたみたいだし・・、気持ちよくゴルフできるかも・・、と、なんかその気になって某身内の援助を少し受けて買ってしまいました。
 そんな事でリゾート話ですが、結局のところ、リゾートって言うのは、生活必需品ではないわけです。バブルの失敗は利用が目的じゃなくて、投機が目的だった側面があると思います。昔の某ゴルフ場のように名門ずらだけのサービス無しの、値段高いだけの物件に、ただステータスのためだけで売れるという事は今の時代無いでしょう。しかし、逆に言えば、リゾートホテルなんかを購入するという事は、ちょっとしたステータスシンボルっぽい感じをもてるわけで、タイムシェアという形のように手の届く値段にする工夫をしていただければ、結構売れるかもしれませんね。

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2004/09/21

天動説で、いいんじゃない?

 プロ野球論争華やかな今日この頃ですが、本日は学問教育ネタで。「小学生の4割は天動説」というニュースが流れております。

太陽と地球の関係の理解を二者択一で確かめたところ、「地球は太陽の周りを回っている」と正解を選んだ児童は56%にとどまり、42%は「太陽が地球の周りを回っている」と誤った方を選択した。
でもこれよりびっくりなのが
「人工衛星と同じように地球の周りを回っている天体は?」との問いに、月と回答した児童は39%で、他の選択肢の火星が27%、太陽が24%だった。
世間の論調は、こんな当たり前の問題を小学生が解けないという事を憂うものが多いようですが、☆logさんのひみつシリーズにてご指摘の通り、比べるデータ、つまり私たちが小さいころに何人の人が正解したかのデータが無いので、56%の正解が少ないかどうかわかりません。ただ、個人的には結構難しい問題だと思うのですが。なにしろ、朝日が昇ってから夕日が沈むまで毎日太陽を観察しても、絶対わからない問題ですし、むしろ地動説なんて不自然な現象でしょう。小学生の教科書に書いていないのなら、☆logさんおすすめのひみつシリーズを読むことが無い限り正解するのは無理だと思うのですがね。
 
 私は、この正解率が低いという問題は、小学生に教えない事が問題なのではなくて、テストに出ない知識は無駄な知識という現代では無意識のうちの常識が問題だと思っています。
 
 その意味するところのその1は、教えないもの以外は知ろうとしない。いや、余計な事を知ることは無駄に容量を食う事になるからむしろ知らない方がいいという考え方です。天動説地動説ならまだ学問っぽいけど、私が小さいころは、暇さえあれば軍艦図鑑を読みまくり、ほとんど暗記してしまっていたし、ウルトラ怪獣大百科みて、どの怪獣がどのウルトラマンの第何話に出てくるかまで知ってましたね(もちろん全て忘れましたが)。図鑑の類もいっぱい見てましたよ。こんなの受験戦争を勝ち抜くには全く無駄でしょう。でも、現代では、ちょっとした図鑑をみて太陽と地球の関係を知るという知識が、怪獣並みの知識に降格されてしまい、そして、そんな降格された知識を得る事は無駄な事になってしまったのでしょうか。
 
 そして、意味するところのその2は、与えられたものに疑問を感じない事、教科書に書いてある事は正しい事で、なぜ正しいかを考える事は無駄であるという考え方です。太陽の周りを地球が回っているといわれれば、それが当たり前だと思わなければならない。そこに疑問をはさむとテストで点がもらえないことになります。「地球は丸い」といわれても、教室にある地球儀を眺めながら、「南極の人はどうして下に(教室の床の方向)落ちないのだろう」と思ったのは私だけでしょうか。
 
 今日、とあるニュースで、宇宙飛行士の毛利衛さんが言ってました。「4割の子供が天動説?いいんじゃないですか。私も小さいころそう思ってましたよ。私は宇宙へ行きましたが、宇宙ってわからない事だらけですよ。」って。はなから正しい事であると思い込むことは必要ないという内容の事を、言われていたように思います。これ、私も全くの同感です。
 ガリレオかコペルニクスか知りませんが、その時代の子供たちが同じ質問で地動説が正しいと答えれば、(宗教的な意味は無いとしても)その時代の大人たちは「お前らあほか!」といったに違いありません。よく考えれば、現代の大人たちが、天動説を間違っているという事は、所詮教科書に書いてあったという程度のことが根拠であり、ある意味、ガリレオの時代の大人たちと同じレベルなのではないでしょうか。あらゆる可能性を持った子供たちに、ただ教えない事がいけないとする論調はちょっと違っていて、もっと疑問を持ってもらえる教育っていうのがいいんじゃないかなあと考えた次第です。

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2004/09/20

度量の大きさと反省の狭間で

 先日、「月刊!木村剛 vol. 2」を買ってしまいました。なぜ買ったかといえば・・・、それは、徐々に私が、木村教に洗脳されつつあるからではないかと思っています。今のところこうして、正常に頭が使えていますが、そのうち、「木村教祖の髪の毛と爪の垢のセット1万円」とか、「霊感!木村剛の壺10万円」とかが発売されたとき、それを買わずにいられるかどうか、完全に洗脳されないという自信はありません。
 月刊!木村剛でも取り上げられていましたが、7月28日の週刊!木村剛の改革を成就するモノは何か?:ケーキとネギの関係で、

ケーキを作っているときに、善意でネギを持ってきた人がいたとします。そのときに、「俺たちはケーキを作ってんだよ! ボケ!」と突き放すようでは改革は成就しません。改革を成就させるためには、「なるほど、ケーキにネギですか。そういうやり方もあるんですね。ありがとうございます」と心から感謝して、何とかネギを効果的に使えないか、と模索しながら突き進む度量の広さと胆力と行動力が必要です。
というお話がありました。本日も、有名人ブログなのにもかかわらず、 「トラックバックしていただけたということ自体に感謝しています」なんていうタイトルを掲げていらっしゃる。そして私のような素人ブログに、毎日の様に付き合わされるはめになっている。たぶん、その度量の大きさと、素人のねぎをも使おうとされる行動力が、私を洗脳しているに違いないと感じているところです。
 私は職業柄、やぶ医者をやっていますが、先日、患者を怒らせてしまうことがありました。患者はある慢性の死に至る事もある疾患であったにもかかわらず全く病院に通わず、薬を飲んでいませんでした。患者はその疾患の症状が出たため、以前もらっていた薬を一回飲んだのですが改善せず、病院にやってきました。患者曰く、「この薬は全く効かないから、別のを出してくれ」というので、「その薬は一回飲んだからといって症状を改善させる薬ではない。毎日飲んで症状を出ないようにさせる薬だ。ちゃんと病院に通って毎日薬を飲まなければ意味が無い。」ということを話したら、なぜか患者は怒り心頭になり「俺は苦しいから病院来たのに、なんなんだおめえは!もう2度とこねー!」とか言って、出て行ってしまいました。きっと、自分の言うとおりにしないことと、わかっている事をつつかれたことで怒ってしまったのでしょう。こっちも正しい事を話しているのに聞く耳を持とうとせず、そんな言われ方をしたことにカーッとなって、そんな患者を止めようともしませんせしたし、どうぞさようならという感じでした。
 でも、でもですね、後になるといろいろ考えちゃうんですよね。内容的に自分が全く間違っていなかったとしても、やぶ医者として対応が本当に正しかったのかと。患者が怒ったとき、自分の堪忍袋を切ってしまうのではなくて、もっと大きな度量をもって「話せばわかる」とか「誤解されている」とか言ってもう一度診察室のいすに座らせる事はできなかったものかと。また、私の言い方はどうだったのだろう、怒らせるようにきつい調子で言ってなかったか(きつく言わないと死んじゃう内容ではありましたが)、説明のしかたは間違っていなかったろうか、と反省もしました。
 度量は大きくと常に思いつつも、そこに付け入られるような、度量以上の行動をされてしまうと怒ってしまう。そして反省。そんな繰り返しなんですよね。コミュニケーションをとる相手が一様でない以上、それでいいんでしょうか。ただ、木村教祖の度量の大きさと行動力、これは参考にしないといけないと思っています。小さなことも、腹立たしい事も、常に吸収して自分の度量を大きくしていく。私もかくありたいと思った次第であります。
 そしておなじみの無理やりトラックバック。木村教祖の度量の大きさに、また、洗脳されていくようです。
 (ちなみに上の患者はちゃんと治療していきましたからご安心を。)

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2004/09/19

プロ野球スト、球団オーナー側のなぞ

 中日ファンにとって決して起してもらいたくはなかったストだったんですが、ついに決行されてしまいました。おおむね世間はスト容認のようですが、それにしても球団側の不可解な対応には、首を傾げざるを得ません。
 選手側は、「職場の確保と、プロ野球の衰退の懸念から、球団合併に反対しストを行った」ということで、ストの善悪はともかく、筋が通っています。球団側はどうでしょう。現在、球団側は、近鉄・オリックスの合併凍結は応じられないとしています。しかし、近鉄が身売りをする事、あるいは新規参入企業が新球団を立ち上げる事で、セパ両リーグの6チーム制は保つことができます。そして、ご存知のように、ライブドアーや楽天と言った企業が新規参入に名乗りを上げています。さらに、5球団では試合が組みにくいという事情があります。それなのに、どうして合併しなくてはならない理由があるのでしょうか。そして6球団制ではなく、この「パリーグ5球団制」にこだわる理由はいったいどこにあるのでしょうか。
 私のげすな推測では、当初の予定通り、ダイエーを軸に合併を進めて、パリーグを4球団にし、セリーグに合流する10球団1リーグ制を前提としているのではないでしょうか。とにかく今年中に一球団減らして、その下地を作っておきたいという思惑があるとしか考えられません。それぐらいしか球団を減らすメリットが思いつきません。しかし、そうすると、セリーグ側はなんで賛成しているのでしょう。パリーグが6球団のままであれば自分たちの利権は今までどおり確保されると言うのに変な話です。もしかすると、一時話題になったのですが、セリーグ各球団が、「1リーグ制反対だったら、巨人のパリーグ移籍によってセパ両リーグ5球団制にするぞ」という、うそのような本当の話で、ナベツネから脅された可能性があるのでは無いでしょうか。これが意外に効果てき面で、セリーグ各オーナーが、そんなことなら1リーグ制のほうが良いと言う結論になっているのかもしれません。
 もし私のげすな推測があたりだったら、ライブドアーや楽天に出番はありません。今、球団側は新規参入はあっても2006年からと、まるで2006年に受け入れるような事を言っていますが、いろいろけちをつけられて、新規参入に値しない企業とされてしまうのではないでしょうか。正直言うと、球団経営に非常に意欲があり、現在の機構やオーナー会にいろいろものを言いそうな人たちには入って欲しくないんでしょう。もしかれらが新規参入O.Kだったら、すぐ来年からやってもらえばいいはずなんですから。
 もし、私のげすな推測が全くのはずれだったら、やっぱり何のためのパリーグ5球団制かさっぱりわかりません。オーナーが、いい出した事は変えないと言う官僚のような意地だけで行っているとしたら、あほらしくて物も言えません。このまま、わけのわからない球団オーナーサイドの理論が押し付けられると、プロ野球の未来があまりにも暗く感じられ残念でなりません。

 追加記事:かなり遅くなりましたが週刊!木村剛: ライブドアはプロ野球に参戦できるか?へトラックバックさせていただきました。

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2004/09/17

ブログ中毒

 改めまして トラックバックもいろいろおよび トラックバック人生、これからもへ多くのトラックバック、コメントをいただきましてありがとうございました。
 実を言うと、この「トラックバックもいろいろ」を書く前から、徐々にブログにはまりつつある自分に気付いてきていました。なんか朝も早くからとりあえず自分のブログ確認してみたり、夜遅くまでブログの旅をしたり、仕事しながら今日のブログネタは何か無いかと考えたり・・・。そんな事ばっかり考えてるんですよね。あといけなかったのが、カウンターの設置。もうあの数字が気になって気になって。私はスゴいカウンター ~ アクセス解析付 カウンター無料レンタルを使わせていただいてますが、運の悪い事に解析もできちゃうわけです。今日のネタは全く反応が無いとか、そろそろ週刊!木村剛へトラバしないと、客が途絶えちゃうぞと思ったりとか(これ、売名何とかっていうんでしたっけ?)、結構考えちゃうんですよね。このブログを立ち上げたときの出発、彰の介の証言で書いたような「ぼちぼち書いていこう」という気分はどこへ行ってしまったのだろう。
 そんな事を思っていた今日この頃だったのですが、本日とんでもない、自分の思考回路の変化に気付いてしまいました。私は仕事柄やぶ医者をやっているのですが、免疫の分野の本を眺めていたときの事です。血液の中には白血球ってのがありまして、その中にリンパ球ってのがあります。そして、そのリンパ球の中に"T"細胞と"B"細胞っていうのがいます。本の中の、「このTB両細胞は・・・」、という文章を何のとまどいも無く「このトラックバック・・両細胞?・・」と読んでいる自分がいるではないですか!。いかんいかん、もうここまでくるとブログ中毒の疑いが出てきました。そして、その事だけをこのブログに書こうと思っていたのですが、今この文章を書いている途中、すごいカウンターのリンクを貼り付けながら、「リンク貼ったし、このすごいカウンターにもトラバ出しといたほうが良いかな・・・」なんてあほなこと考えてる自分がまたいるじゃないですか。ブログじゃないのにどうやってトラバするの?。どこにトラバURLあるの?。無いよ、絶対!。ああ、疑いじゃなくて本物のブログ中毒かも!。
 処方箋:切腹!!
そんなことで、もうすこし、ペースダウンしようかな。無理かな?。まあ、ぼちぼちいかせてもらいます。たぶん本当に切腹しないと治りそうもないですから。どなたか名医を紹介してください。

 お知らせ:左に「コメント OR トラバ 私がしたブログです」っていうのがあるのですが、そもそも自分がコメントをしたブログを忘れないように設置したものです。今回多数のコメント、トラバがあって、とても掲載ができませんので、自分の記事と週刊!木村剛の記事へのリンクとさせていただきました。ご理解の程よろしくお願いします。今後別の形にしていく事になると思います。

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2004/09/15

トラックバック人生、これからも

 週刊!木村剛にて、 「トラックバック分類学」とは何か?と題して、私のつたない文章トラックバックもいろいろをご紹介いただき、私のブログ人生では最大の反響?でありまして、少し、胸部の違和感を覚えておるところであります。
 おおむね、トラバに関しては、多くの方が同じような感想をお持ちだったと言う事で、ちょっと安心しました。そして、私がどちらかと言うと否定的に書いた一方通行トラバや、無関係トラバに関しても、コミュニケーションツールの一機能として受け入れるという方が多いということもわかりました。
 ちょっと気になったのですが、売名トラックバックに関して、有名人ブログなどにただトラックバックする事を言っているわけではありません。あくまで無関係トラックバックを有名人ブログへすることを言っています。PCどうのこうのとかソニーのなんだとか、ああいうのを言っているわけです(笑)。私を含め、多くの方が「こんなブログを有名人にトラバしていいものか?」と、迷われていることもわかりました。これもまた売名と言っているわけではありません。そこで私が考えたのが、無理やりトラックバックと言う言葉で、照れ隠しに使ってみてはどうでしょう。「つまらない文章ですが無理やりトラックバックさせていただきました」なんて入れれば良いんじゃないでしょうか。私のような被害妄想系の方にはお勧めです。
 ということで、トラバいただいた方、週刊!木村剛へトラバいただいた方などへやたらめったらトラックバックしますので、よろしくお願いします。あ、あと、週刊!木村剛へも売名トラックバック(←これ冗談です、念のため)を忘れずにさせていただきます。
 今後もトラバ人生、歩んでいきたいと思います。
 以下、参考にさせていただいた方々です。
 my.Hurusato.org ? トラックバックに必要なマナー?(トラバ文字化けしたみたいですみません)
 hima's blog: トラックバックのかけ方
 Unforgettable Days: 「トラバッくれる」
 そこはか日記: TBについて
 こにのつぶやき: トラックバック(これで何度目?)
 空のつぶやき
 Mt.EGE:トラックバックについて
 リオブロ~rsswsblog: トラックバックの分類面白い

 追加記事:上記の方々以外にも数多くの方にやたらめったらトラックバックやコメントさせていただきました。リンクを張ってはいませんが、お許しいただけたらと思います。
コメントいただいた、Berry様の日々お勉強中。: ブログの機能2~コメント&トラックバックで、コメントのトラブルなんかも触れられておられました。参考まで。

さらに追加:10月6日、ボーゲンの直滑降:結局どうなのトラックバックさんにも、トラックバック分類取り上げていただきましたのでリンク貼らしていただきました。

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2004/09/14

ところで、Jリーグは?

 プロ野球がごたごたしている今、何かと比較されているサッカーJリーグ。なんとなくテレビとかブログとかみていると、Jリーグは成功、プロ野球は落ち目、プロ野球はJリーグに習えって感じの論調が多いように思います。週刊!木村剛: 日本サッカーはインドの停電に勝利し、川淵三郎はナベツネに負けなかった!でも、川渕キャプテンのJリーグ創設時の英断が書いてありました(木村さん、かめはめ波誠にありがとうございます)。ということで、いつもの癖で、ちょっとした疑問が出てまいりました。(なお、私はサッカーについて、野球ほどの知識は無いので、内容が誤ってたらごめんなさい)
 評論家の皆さん等が、プロ野球の1リーグ制移行のデメリットを次のようにあげていました。1、日本シリーズどうするの?2、1チームがぶっちぎると、シーズン半ばにして消化試合が異常に増える。3、オールスターが東西対抗になり、つまらない。今後の展望としては、韓国や台湾チームとのアジアチャンピオンシップをやったらどうか、なんてのもいろんな方が言われていました。ところで、その見本のはずのサッカーJリーグなんですが、よく考えてみると1リーグ制ですよね。確かに野球とサッカーは違いますし、試合数が全然違いますが、上のプロ野球のデメリットそのまま当てはまるんじゃないでしょうか。年間1位決定戦が1stステージと2ndステージの覇者じゃいまひとつ盛り上がらないし、昨年みたいに完全優勝なんていうと、試合そのものがなくなるし、やっぱりつまらなくないですか?あと、優勝争いと、入れ替え争いは盛り上がりますが、やっぱり6位から12位あたりの試合は、消化試合くさいですよね。順位表が長すぎて、ひいきチームが6位だろうと10位だろうとあまり気になりません。あと、クラブチームアジアNO.1決定戦見たいのがあったと思いますが、(あやふやですみません)やっぱり今ひとつ盛り上がってませんよね。
 このあたり、私だけの感想であれば、ごめんなさいです。でも、ちょっとだけ改善案を考えてみたので、興味のある方はこの後の私の無理そうな構想を読んでください。Jリーグも、世界に例の無い2リーグ制にしてみてはどうでしょう。フレキシブル2リーグってのを考えてみました。一応東西に8チームずつ分けます(便宜上です)。1年1シーズン制にして、自リーグチームと3試合(7×3=21試合)、他リーグチームと1試合(交流戦8試合)の合計29試合で各リーグの優勝チームを決めて、日本シリーズ3試合で日本一を決めます。各リーグ8位の1チームは降級です。そして、各リーグの下位チームの例えば6位と7位チームがリーグ変更するというものです。つまり、固定の2リーグ制ではなくて、チーム構成が流動的になります。リーグ変更するチーム数を増やせば、より流動的になります。リーグ変更チームを下位チームとしたのは、リーグ変更に屈辱というレッテルを貼ることによって、緊張感を持たせ、消化試合を減らすためです。
 なんでこんな怪しげな構想を考えたかといえば、たとえ成功しているといわれているJリーグであっても、そこで思考停止せず知恵を出し合えば、もっと面白い方向へ改革できるのではないかと思ったからです。私の構想は、いくらでも応用がききます。試合数をいじれば、1年2シーズンでも出来ます。また、本来の所属リーグを決めておいたうえで、リーグ入れ替えを行えば、ある程度チームは固定されるし、緊張感も保てると思います。まったく別の構想もありえるでしょう。いろんな人が知恵を出せば驚くような案が出てくるはずです。ある意味プロ野球がもたついている今こそ、何か新しい手を打って、真の勝ち組になるチャンスなのではないでしょうか。プロ野球をこばかにしている場合ではないのかもしれません。よ。

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2004/09/11

地獄の一丁目

 週刊!木村剛にて、 ゆとり返済でゆとりがなくなる?!と題し、住宅金融公庫のゆとり返済とその焦げ付きに関する記事がありました。お国が直接、詐欺っぽいことをして、一般庶民を泣かせ、しかも焦げ付いていると言うのは大問題ですが、民間金融業者にもとんでもない高利を許し、間接的に銀行やらなんやらのお助けをし、弱者を地獄へ突き落としているのも納得いきません。しかも、高利だけど、ゆとりを持って返せるような妙な宣伝も目に付きます。そんなことで、「ゆとりと金融つながり」で下の記事(9月11日)を「超無理やりおそだしトラックバック」させていただきます。(以上、平成16年11月16日追加しました。)

 いわゆる消費者金融と言うのでしょうか、それに関連して、RSBの諸相さんの 暴利貸し広告というブログを拝見いたしました。この20%以上の金利を取る消費者金融に対して、暴利貸しなる言葉を使われていますが、某私の身内は、この暴利貸しのことを地獄の一丁目と呼んでいます。RSBの諸相さん曰く、ISOが通っていると言うのですから、私もびっくりしました。
 
 ところで、以前、某有名リース会社の暴利広告にとんでもないのがあったので紹介します。

一ヶ月に1万円のらくらく返済プラン
とかなんとかいうやつです。50万円貸してくれて、年利20%位だったと思います。一月に一万円なら確かにらくらく・・・・、うむむ、だまされてはいけません。よくよく考えてみてください。50万円の年利20%ということは、一年間の利息が10万円になります。一ヶ月一万円返済したら一年間に12万円払う事になりますから、このうち10万円は利息です。実質元金の返済は2万円と言う事ですから、一年後に48万円残ってるってことになります。つまりぜんぜん返済できていません。正直、いつ支払い終わるのかわかりません。20年後?30年後?位でしょうか?。とにかく利息を払い続ける事になります。これをらくらく返済とはよく言ったものです。いわゆる「お利息だけで結構です」、の応用編ということでしょうか。いやー、まさに暴利です。
 
 以前問題になった、日栄は、CMのなかで「中小企業を応援する」と言う言葉を使っていました。しかし、問題になる以前から私の某身内は、「何が応援だ、中小企業を食い物にしているくせに」と叫んでいました。消費者金融のほうは全く暴利の改正などの動きを聞いた事がありませんが、いったいどうなっているのでしょうか。そうこうしているうちに多くの人が「地獄の一丁目」を曲がっています。早く通行禁止にしてもらいたいものです。 

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2004/09/10

トラックバックもいろいろ

 ブログを始めて一ヵ月半位になりますが、数多くのトラックバック、コメントを頂き、誠にありがとうございます。週刊!木村剛にてネット・コミュニケーションは幼児性から脱却できるか?と題して、コメントのあり方、コミュニケーションのあり方についてにての記事がありました。ちょっと内容は異なりますが、この短いブログ人生の中で考えた「トラックバックの分類」を発表し、私なりのトラバのルールを書きたいと思います。
 まず、私的には、トラックバックをかけた以上、自分のブログ上でリンクをはって、双方向の関係をつくるべきだと考えています。リンクをはらないで一方向の関係になった場合を一方通行トラックバックと呼んでいます。自分の記事を読んで欲しいだけとも受け取られるし、トラバをかけられた側にメリットが無いので(トラバのかけ逃げ)、あまりお勧めできないと思います。また関連記事にあっちでもこっちでも一方通行トラックバックをかけるやたらめったらトラックバックも散見しますが、記事の中で少し説明されたほうが誤解されず、いいと思います。また、トラックバックしている記事に飛んでいってみると、ぜんぜん関連記事じゃないことがあります。悪気はなくて、あなたの記事を見ましたよというメッセージとしてトラバされているようで、これを無関係トラックバックと呼んでいますが、どちらかと言えばコメントのほうに感想などを残されたほうがいいのではないでしょうか。しかし、この無関係トラックバックも、例えば私のブログにされるのは全く問題ありませんが、有名人(例えば木村さんのような)ブログや、人気ブログにかけるのはやっぱり売名トラックバックと言われてしまうかもしれません。私が木村さんのブログにトラックバックかけているのは、正直言うと売名ですが・・・、それだけにリンクをはることと、どうしてトラバしたかの理由を載せるようにしています。無関係とはいえないけど、それほど関係ないかもと思う場合は無理やりトラックバックと呼んでいますが、これも一方通行トラバであれば悪性、双方向で理由など(私の場合は言い訳が多い)をつければ良性といえるでしょう。これは程度問題で、トラバをされた側の判断もあるでしょう。この記事も無理やりトラックバックに分類される?と思います。あと、過去に書いた自分の記事で、新しい他の人のブログにトラバをかける場合があります。私も2度程かけましたが、これをおそだしトラックバックと呼んでいます。おそだしなのでオリジナルの記事にはリンクはもちろんありませんから、私の場合、追加記事として記事を修正してリンクをはっています。また、トラックバックをかけてもらったとき、相手にもトラックバックを返すお返しトラックバックもありますが、私はあまりしていません。もしかして怒られている方がいらっしゃるかも。どちらかと言うと、私の場合は相手の方にコメントを残してくることの方が多いです(お返しコメント)。記事の内容を、トラバされたほうが判断して、お返しトラバをするかどうか決めればいいと思うので、お返しトラバが義務的な事というか、マナーとは考えていません。
 反省を込めて言うと、せっかく自分の記事にコメントしていただいたのに、お返事コメントをしないことも多いです。スムーズなコミュニケーションのために、お返事コメントをできるだけしていきたいと思います。
 な~んてえらそうに書いてしまったので、これからトラバしてもらえなくなっちゃいそうです。上のはあくまで私のルールですから、このブログにはどんどん一方通行トラバや無関係トラバかけていただいても結構です。こちらから飛んでいきますので、興味があれば、コメントやトラバかけさせていただきます。堅苦しい事を言うと、このブログ自体の柔軟性が失われてしまうかもしれませんね。

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2004/09/08

立浪選手に対するひどい質問

 私、中日ファンであることは、涙のチンジャオロースで打ち明けております。9月7日朝、フジテレビの得ダネ見てて、プロ野球のスト決行に関してやってたんですが、フジのアナウンサーが中日立浪選手にひどい質問をしていたのでちょっとびっくりしました。Stadio Toshinaoさんが、: 立浪選手は、勝手じゃない!でくわしく立浪選手の言動を書かれていますが、

「140試合未満での優勝? どんな感覚になるか想像つきません。確かにここまできたら全試合やりたい。でも、自分たちのことばかりを言うわけにはいかないんです。」
と答えた質問がちょっと頭に来ました。
「140試合消化しない優勝を真の優勝とお考えですか?」(言葉は間違っているかもしれません。内容はこんな感じ。)
まるで、中日が優勝するために、ストで試合数減らして逃げ切ろうとしていると言わんばかりじゃないですか?優勝がかかってるんだから、ストなんかしたくないに決まってます。だから、ストなんかしたくなさそうに言えばそれなりにたたかれ、今度はストに同調すると言えばまたひどい言われ方をする。所詮マスコミも巨人頼みだから、中日の選手に、そしてファンに対してひどいことを言ってるなんて感覚は無くて、中日をおとしめて巨人を持ち上げているつもりなんでしょう。
 うむむ、いつもの癖で、被害妄想がすぎて、言いすぎましたかね?

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2004/09/06

テロと人間と

 ロシアの小学校占拠事件ですが、本当にむごい話です。立てこもり事件で、人質に対して飲まず食わずっていうのは聞いたことがないし、子供たちの目の前で、子供を含めて人質を殺すなんて、人間の所業とは思えません。
 最近の無差別自爆テロに対して考えることがあります(今回の人質事件も、実行犯たちは生きて帰る気持ちはあまり無かったでしょう。自爆テロみたいなものです。)。いったいなんで自爆するのでしょう。目的が憎しみからの人殺しにあったとしても、政治的なアピールであったとしても、別に自爆する必要はありません。今回学校にはすでに爆弾なんかが運び込んであったというくらいですから、もっとうまく考えれば別に自爆しなくてもいろいろな方法があったはずです(もちろん、テロ肯定派ではありませんのであしからず)。
 私的には、この自爆、ある種の「免罪」ではないのかと思っています。つまり、ただ趣味で人殺しをしているわけではない、命を捨ててでもやらねばならないほどの、憎しみや、怒りや、信念があるんだというメッセージです。結果的に自爆までされて一般人が犠牲になるということは、テロをされる側の政治なり国家なりに問題があるのではという感情を抱くことになります。するとテロ自体がいつの間にか免罪されているという仕組みです。(そんなに簡単には免罪されないことが多いかもしれませんが。)
 しかし、ここで思うことは、確かに自爆したテロの実行犯は、例えばあの小学校に立てこもった犯人のうち、多くがチェチェン紛争の中で、夫や家族を殺された人であるといい、命を捨ててでもやらねばならないほどの、憎しみや、怒りや、信念があるのかもしれません。しかし、実際には、テロをやらせているそのテロ組織、或いはテロ組織の幹部たちの免罪に利用されているだけではないのかと思うのです。本当に怒りをもっている人間を死に追いやることで、自分たちを正当化する道具に使っているとしか思えないのです。幹部は決して自爆しないのですから。これはまったく逆も成り立ちます。アメリカも、ロシアもですが、一般人が殺されるようなテロは絶対許されないと訴えることで、実際自分たちがやったこと(チェチェン紛争やイラク戦争)に対して、免罪しているように思えます。免罪しているどころか、利権、利益誘導に利用している側面もあるといえるでしょう。
 そして、実際死んでいくのは、まったく罪のない子供たちや、憎しみを持たざるを得なかった元一般人であると思うと、残念で仕方ありません。その責任者たちはのうのうと生きているのですから。そう、ビンラディンが、飛行機に乗ってホワイトハウスに突っ込こめば、ひとつの区切りになるかもしれませんが・・・。

追加記事:瀬戸智子の枕草子: 哀しみが憎しみに変わることを知っているを拝見しました。

行き着く先には、
一部の「どうしても戦争をしたい人間たち」のエゴのために、
私たち、普通の人たちが、犠牲を強いられることに気がついてきます。
全く同感で、おそだしトラックバックさせていただきました。

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2004/09/03

究極のどんぶり

 ココログを始めて一ヶ月以上経ちましたが、うむむ、写真とかが全く無くて(プロフィールの昭和新山だけ)、ちょっと面白みに欠ける?なーんて考えてました。自分のコンピューターの中の写真集の中で、なんか面白いものは無いかな?なんて探していたところ、ぜんぜん面白く無いけど、これは、と思い出したものがあったのでご紹介します。
DSC00091
これは、7月に北海道は函館に行ったときに、朝市の中で食べた「いか」の刺身です。いけすが朝市の中にあって、釣りあげたのをその場でさばいてくれるという趣向のものです。動物愛護団体の方が見たら恐ろしいコメントの嵐になるのでしょうか?。これ、おいしかったですよ。今まで食べてたなかで一番おいしかったです。その中でも、右上の茶色いものにご注目ください。これ、いかの「きも」です。新鮮だから全く崩れていません。臭くもありません。ちなみに札幌で夜、「朝取れのいかの刺身」なるものを頼んだときも「きも」が付いてきましたが、もうすでに型崩れして、ちょっと臭みがありましたね。それで、このきもなんですが、めちゃくちゃおいしいです。私的には、「うに」よりおいしいと思います。そこで考えたんですが、いかきものどんぶり、これつくったらおいしいだろうなと思うんです。なにしろ「うに」以上ですから。まさに究極のどんぶりです。でも、聞いたこと無いとこみると・・、1 採算が合わない(安く見積もっても3000円以上はします)、2 つくってみるとそんなにおいしくない(いや、そんなはずは・・)、3 そんなもの食べようなんて考えるのは私ぐらい・・(やっぱりそうか!)、どうも、3が怪しいです。そんなわけで、どなたか生きたいかを扱っている魚屋さんで、誤ってこのブログを見てしまった方は、申し訳ありませんがチャレンジしてご報告ください。
これからも機会があれば、明るいブログを目指し”写真物”を出していきたいと思っています。

 追加記事:調べてみると(記事書く前に調べるべきでした)、私、「きも」って書きましたが、イカゴロって言うらしいです。あと「きも」よりも「わた」の方が一般的だったでしょうか?。いかきものどんぶりじゃなくて、イカゴロどんぶりにしましょう。

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