評論家評論
プロ野球日本シリーズ第2戦、我、中日ドラゴンズが勝って1勝1敗の五分としました。ということで、第1戦敗戦時の論評を思い出し、週刊!木村剛で「ネットは新聞を殺すのか」のメディア総論が取り上げられていましたので、かなり無理やりトッラクバックしたいと思います。
今回の日本シリーズにおいて中日かそれとも西武かどちらが有利かについては、評論家的には「十分準備ができた中日の方が、目先の試合で精一杯だった西武より有利」という見解だったようです。まあ、それが正しいかどうかはわかりませんが、とにかく第1戦が行われました。が、これは、中日ファンにとっては実に苦痛な試合でした。まさに西武の完勝でしょう。審判の誤審問題も自ら身を引いての勝利ですし、言うこと無かったと思います。しかしながら、とあるネット上で見た新聞の評論はどうでしょう。
「下馬評では準備万全の中日が有利といわれていたが、始まってみれば、シリーズまで間延びしてしまった中日よりも、直前までぎりぎりの試合を積んできた西武の方が結果的によかった」(正確なのは忘れてしまったので、大体こんな感じです。)これは、いただけません。というか、どうしてこんな場当たり的な評論を書いてしまうのでしょうか?。これはシリーズが終わったときに書くべき論評です。しかも、4戦全勝か4勝1敗位までの一方的に終わった場合のみに使っていい表現だと思います。この記事を書いた方は、第1戦を見てこのシリーズは西武の楽勝と見たのでしょう。もちろんこの予想は当たるかもしれません。予想が当たることは評論家として、記事書きとしてこの上ない名誉だとは思います。しかし、予想と評論は違います。短期決戦とはいえ、いくらでも流れが変わる日本シリーズです。3連敗後の4連勝もあります。つまり記事を書くことに関して、予想が外れる(全く誤った論評を書いてしまった)というリスクを全く想定していません。その場の雰囲気を記事にしているわけですから、う~ん、どうなんでしょう。プロの記事とは思えないのですが・・・。
実はこの手の、場当たり的なその場の雰囲気で論評している評論家やコメンテイターと呼ばれる人が結構いるのが気になっていました。上の例はそれほど目くじらを立てる程のものではないかもしれませんが、現実に、第2戦で中日が気持ちよく勝ってくれましたので(笑)、例として挙げさせていただきました。でも、所沢で中日が3連敗すると、私の立場もありませんが・・・・。
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