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2004/10/12

組織を批判したけれど

 日本特有なのかどうかわかりませんが、日本の組織を考えるとき、どうしても「和」の精神が関わっているように思うのは私だけでしょうか。週刊!木村剛: 三菱自動車の社員と同じ穴のムジナなのですでは、ガ島通信さんの三菱不祥事に思うことが引用され、鋭く三菱自動車の不祥事について考察されています。それが組織批判だとすれば、私も、 和をもって・・本当に尊いの?で組織批判をさせていただきました。そこで今回、組織の中にいる自分についてちょっと考えをまとめてみました。
 私は、組織というか、仲良しグループというか、その存在が決して悪いものではないと思います。「和」という言葉をキーワードとしてまとまることができれば、非常に効率よく、目標に向かって突き進むことができます。しかし、この「和」が、その組織の利権確保や、失敗の隠蔽に手を染めると全く逆の方に作用してしまいます。三菱自動車全体の組織について考えてみれば、ある意味、「和」が強すぎたと言えるもしれません。つまり、誰かが責任を取るという、ババをもちろん誰も引きたくありません。自分が引きたくないのに他人に押し付けることもできません。だから、みんな仲良く隠蔽しようっていう「和」の精神が働き、そして、だれもババを引こうとしなかったのでしょう。さらにどうしようもなくなって、世間様に謝るときも、みんなで一緒にごめんなさい状態です。みんなで仲良く謝ってるうちは、組織は崩壊しません。組織が崩壊しなければ、隠蔽体質もそのままです。いっこうに前に進んでいないように見えるのも、この「和」の精神がじゃましているからかもしれません。
 「和」を乱すと言うこと、これは普通あまり言い意味で使われません。しかし、組織全体がよどんでしまったとき、「和」を守り通すことは、さらに組織全体を腐らせてしまいます。しかし、責任を取るのと同様、「和」を乱すことは、その組織の中では極めて勇気のいることです。これも1つのババと言えるかも知れません。誰かが、「和」を乱すことにより、組織に風穴を開けてくれれば、組織内に新風が吹いて、いい方向に向かうのかも知れませんが、この風穴を開けた人はきっと組織からは追い出されるでしょう。本来、そんなババだって誰も引きたいものではありません。「白い巨塔」ですね、これは。
 私自身はどうなのか?。 和をもって・・本当に尊いの?で、組織批判をしておいて、じゃあ、そんな組織に風穴を開けられたかと言えばそうではありません。結局傍観者となって、「和」の精神を貫いてしまいました。やっぱり、自分にはババを引く勇気はありません。責任をとるにしろ、風穴を開けるにしろ、誰かがババを引いてくれれば、その組織はいい方向に向かうかもしれませんが、ババを引いた人は組織から追い出される。だんまりを決め込めば、組織は腐るかもしれませんが、誰かがババを引いてくれた時に、組織がいい方向に生まれ変わるかもしれません。まさにだまり勝ちです。じゃあ、自分からババを引けるか?。引けないか?。うむむむ・・。やっぱり私はだんまり派か?な?。
 この「ババ論」どう思います?。ちょっと、文章がまとまらず何かいてあるかわかんないかもしれませんが、ご意見あれば、コメントお願いします。ね。

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コメント

彰の介さん、こんにちわ。
 たぶん、みんな同じことを考えていて、賢いから、ババは誰にも引かれず、引かないのが当たり前になって、旧長銀とか三菱自動車のようになるのではないでしょうか。
 でも、たとえ建前だとしても、法律ってものがありますから、それに違反すれば警察や裁判所や金融庁がしかるべき処分をしてくれるはず。彼らはババを引くというより、それが仕事ですから、仕方なくでもやるはずです。
 ただ、彼らに捕まった時、ババを引かずにやり過ごしてきた人には「その理由で俺を捕まえるのはおかしい」とは言えないんじゃないでしょうか?だって、みんな同じことを考えて、ババを避けてきたんですから、警察とかから見たら、みんな「同じ穴のムジナ」なんだから、誰を捕まえても同じですよね?
 そして、周囲も、捕まったあなたを、「バカだね、ババ引いて」としか思わない。ただ、その組織があまりにひどければ、組織ごとつぶされてしまう。
 組織ごとなくなってしまえば、結局、ババ引かなくても同じなんじゃないですか?
 それに、ちゃんとババを引く奴がいる組織とかババ引いてもペナルティのない組織には勝てないでしょうしね。警察とかでなく、市場とか消費者から判定されちゃう訳です。
 ブラックすぎたかもしれませんが、ご参考になれば。

投稿: my.Hurusato.org | 2004/10/12 07:58

ガ島です。この「ババ引き」論は非常によく理解できます。私も「だんまり派」になりたいし、そちらが日本的組織では勝つのは確かです。ただ、どちらにせよ私は「口をふさぐことができないタイプ」なので、いっそ自らコエダメに飛び込んでしまおうか?と思っています。でも、私のブログは匿名… そのあたりにショボサがあるわけで…。

投稿: ガ島通信 | 2004/10/12 11:08

my Hurusato.org様、ガ島様、コメントありがとうございます。
 Hurusato様がおっしゃるのは、「誰かがババ引かないと、ますますババ引き損のスパイラル」ってことですか?。しかもこれ、大企業でやれば大企業がつぶれるまで、国レベルでやられると、国つぶれるまでやるってことですね。国債の問題と同じ?かも。しかし、「ババ引いてもペナルティのない組織」っていいですね。こっちの方向で、「和」が広がるといいんですが・・。(指摘点ぜんぜん違ったらごめんなさい)
 あと、ガ島様は、本当に「だんまり派」ですか?いやいや私は「コエダメ派」とふみました。何かあったら、私と一緒にコエダメに入りましょう。一番に入るのはガ島さんですけどね・・・。

投稿: 彰の介 | 2004/10/12 17:04

コメント&TBありがとうございます。

結局再生機構使うことになりましたね。
まぁこれからはそれを見守ることしかできないんでしょう。
注目だと思っています。

投稿: ひろし | 2004/10/14 09:28

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