お刺身は料理です!
私、今まで内緒にしていましたが、実はお刺身が大好きなんです(笑)。魚の赤身も白身も、貝も、貝柱も、ウニも、魚卵も、海老も、イカもタコも何でも好きですし、牛刺し、馬刺し、鳥刺し、レバ刺し、(豚はないですね)もう、何でも好きです。焼肉もほとんどレア(生焼け)がいいですね。まあ、他人にとられる前に食べちゃえってのが本音ですが・・・。以前究極のどんぶりで、函館で食べたイカの刺身 and イカのキモ(イカゴロ)のおいしさについて書いたこともありました。今でもイカゴロどんぶりをつくっていただける方を募集しております(生唾)。
ところで、このお刺身好きは、私に限ったことではなく、日本人の文化といってもいいでしょう。ただ、「生食(なましょく)」であり火を使った調理をしませんので、外国から見ると「野蛮」と思われることがあるようです。しかし、私はあるとき気付きました。お刺身という食べ物は、決して生の身や肉をそのまま食べる野蛮なものではなく、立派な料理なんだと(さあ、屁理屈が始まりますよ・・)。
それは、とあるスーパーで「お寿司」を買った時のことです。仕事で遅くなり、スーパーも閉店間際でしたので、生ものであるお寿司コーナーにも「-300円」とか、「半額」とかいうシールが貼られておりまして、一人暮らしの私にとっては時々訪れるご馳走と言いましょうか、ご褒美といいましょうか、要するに浮かれて買わせていただきました(笑)。何しろお刺身好きですから、もちろんお寿司も大好きです。家に帰って早速お寿司を食べようとして、パックを開けた瞬間、とんでもないことに気が付きました。
「が~~~ん!!、醤油がな~い!!」パックには普通、醤油が付いてるものですが、そのときは入っていませんでした。一人暮らしでろくに料理もしない私は、たまたま家の醤油も切れていることに気付いていなかったのです。皆さん、想像してください。醤油無しで食べるお寿司を。ありえないでしょ。食べれないでしょ。無理でしょ。わたしゃ、コンビニへ醤油買いに走りましたよ。疲れた体で、大好物のご褒美お寿司を目の前にして、コンビニへ走らなければならなかった辛さは忘れられませんね。
ということで、お刺身というのは最低でも醤油を使い、さらに、わさびや生姜、しそ、その他いろいろな薬味を使って調理する、奥の深い、立派な料理であるということがお分かりいただけたかと思います(強引)。絶対、生のままの、そのままでは食べられないんですから。素人的に言うと、日本の食文化というのは「醤油の文化」なのかもしれません。そして、その最もシンプルでしかもなくてはならない使い方をするのが「お刺身」なのでしょう。皆さんもそんな目で、醤油を眺めてみてはいかがでしょうか。あの黒い液体は偉大ですね。
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コメント
いつか友達に連れて行ってもらった、グルメな凝りに凝った東京のお寿司屋さんで、塩をつけて食べるお寿司を出されました。これまた、ネタとの相性でしょうが、新鮮な味わいでした。美味しいものでした。
でも、しょうゆは、本当に素晴らしい「ソース」ですね。実は、刺身用、調理用など色々あるのです。パックしょうゆは実はパックの味が付いて、若干難があることがあります。是非、しょうゆを常備下さいませ。
(今日は、主婦のmia)
投稿: mia | 2004/11/21 11:30
主婦のmia様、毎度コメントありがとうございます。
いや~、塩で食べさせる寿司屋って、たぶん高いんでしょうね。私も行きたいです。
ところで、現在は醤油を常備しております(笑)。ただ、あまり使わないので、気付くと濃くなっているのが難点ですが・・。
投稿: 彰の介 | 2004/11/22 01:33
こんにちは!美味しそうな話題有り難うございます。
イカですが、こんな食べ方もあります。
1.イカの脚を取り、はらわたを出して、中を綺麗にする。
2.わたの肝だけ、イカのお腹に入れ、口を楊枝で留める。
3.わたの入ったイカと、余分な物を取って綺麗にした脚を、ガスの直火に掛け、表面に焼き目が付く程度に火を通す。
あまり焼きすぎると固くなるので注意。
4.焼いたイカの楊枝を抜き、わたごと、1センチくらいの幅に刻む。脚も同様。
5.わたで茶色に絡まったイカを容器に入れ、全体にわたが、絡まるように混ぜ合わせ、味の素と醤油少々で、味付けする。
俎からいきなり、鉢に盛りつけて、食卓の上で、豪快に混ぜる方がいいかも知れません。
わたの善し悪しで決まるので、新鮮な大きめのイカを選び、わたをくれぐれも大事に。
これは、ウン十年前、テレビで、田村魚菜氏が教えてくれた料理です。
以来、我が家では、これが定番です。
秘中の秘だったんですが、つい、書いちゃいました。
投稿: memoire | 2004/11/22 10:36
俺の場合はなんと! 醤油を使わずに山葵だけでお寿司を食べています。刺身も山葵だけ、サラダもそのままバリバリと…
基本的に調味料は好きじゃないんですよ(苦笑)
刺身で思い出しましたけど、うちの親父が釣ってきた魚を捌くのはいつも俺の仕事だったりします。
投稿: ふぁんた | 2004/11/22 16:46
memoire様、ふぁんた様、コメントありがとうございます。
memoire様、秘中の秘をお教えいただいて、誠にありがとうございます。いや~、うまそ~、早く食べたいですけど、何しろ独り身の生活なもんですから、余裕が出来たら作らせて頂き、発表させていただきます。いつになることやら・・。
ふぁんた様、ご自身で魚をさばかれるんですね。すばらしい。私はイカを捌けるかだけで緊張しているのに・・・。しかし、食べ方はなかなか豪快ですね。
食事したばかりですが、お腹が減ってきました。ボケ?ですかね?。
投稿: 彰の介 | 2004/11/22 22:15
ご無沙汰しております。
先日の医療従事者の問題についてお考え下さってありがとうございました。お礼が遅くなって本当に失礼しました。
言いたいことだけ一方的に書いてしまいました。。。
miaさまのお返事も大変勉強になります。
話を蒸し返すようで気が引けるのですが、少々訂正をします。訂正というより言い訳かな。
糖尿病気質、血管疾患気質という言葉は私が大学生だったころの薬理や病理の教科書には全く記載が無く、この言葉を知ったのは血管外来を持つ病院に勤務し、看護師達と申し送りをしたり、飲みにいって患者さんの話をしている時に耳にしたものです。
実際そういう医学用語が正式に存在するのか(たとえば統合失調症とか認知症とか)、あるいは、気質はあくまで傾向であって病気ではないから存在しないのか私は知らないんです。
しかしmiaさまの言うようにあたりまえのように多くの人(医療従事者)にその存在が認知されているのなら、まことしやかに囁かれる噂ではなく、教科書に堂々と載ってもいいのではないかと、ついつい考えてしまいます。
正しい定義も本当のところわからないまま、十日ほど前に思いつくまま六項目ほど書いた次第です。
そして糖尿病気質と血管疾患気質は異なるのですね。
確かに糖尿病患者さん(私の祖母、父を含めて)は根拠の無い楽観視をしてどんどん悪化します。先日書いた六項目通りです。
糖尿病患者さんの殆ど(私の祖母、父は例外)は脳梗塞、狭心症、腎性高血圧を合併していますので、私の思い込みで表裏一体と考えていました。
確かに糖尿病ではない血管疾患のみの患者さんは「そそっかしい」「あわてんぼう」「待ち時間に厳しい」「いつも不機嫌」
「家族や身近な人に八つ当たりする」「人に厳しく自分にとことん甘い」「声が異常に大きい」「ヘビースモーカー」という傾向が私には思い当たります。
先日、CABG手術を二年前に受けた女性患者さんが「財布を無くした」と慌てて戻ってきたことがありました。
重度障害手続きを二年前にしていて、当然医療費も投薬費も無料ですから(今までも費用はかかったことがありません)、財布を院内で出したり、しまったりということは無いんですね。
売店やトイレや食堂ではわかりませんが。。
そのことを何度言っても聞く耳を持たなかったです。売店やトイレに行ってない?と聞いてもダメでした。
その患者さんにふりまわされること1時間。
この患者さんはこれが初めてでなく、度々家に着いてから薬が見当たらない、間違っているんじゃないか、とこれまでにも電話がかかって来ます。
雑用係りの職種ではないんですけど、こんなことばかりで能率の悪い仕事に従事しています。またグチになってしまいました。すみません。
話が変わりますが、私も某スーパー(ジャ○コ)でたまに生寿司を買いますが、初めてのとき、お醤油を忘れてガビーン!!
自分で出汁からとって、というのも面倒なので、麺つゆで代用しました。麺つゆを一本常備すると便利ですよ。
お醤油代わりに使ってますので、減りが早い早い。
お醤油も麺つゆも開栓後は必ず冷蔵庫へ。変質、変味を防ぎます。
長々と書いてしまってごめんなさい。以上です。
投稿: 祇園 | 2004/11/23 18:13
祇園様、コメントありがとうございます。
正直、ぐちたくなる患者さんはいますね。病気の気質なのか、元々のキャラなのか、わかりませんが、避けては通れないのがこの職種のつらいところですね。
あと、めんつゆのことなんですが、少し甘くないですか?。うちの冷蔵庫に入ってるんで、いろいろと試してみます。卵かけご飯は、醤油の代わりに昆布入りめんつゆにしたらおいしかったですけどね。
投稿: 彰の介 | 2004/11/23 22:33