無駄論的血液型論争
最近、テレビ番組で血液型をテーマにした番組が多く放送されています。A型は几帳面だとか、O型は社交性があるとか、そんな性格分類をテーマにしているようです。一方で、血液型で人の性格を固定して差別するのはよくない等こういった放送に対して苦言を呈する人も多いようです。最近の番組では、「あくまで傾向です」とか、「今回の調査ではこうなりました」とか注釈が入ってますね。
さて、私は、職業柄やぶ医者をやっていまが、無論、やぶ医者とはいえ科学者の端くれであり、こんな科学的根拠のないものは全く信じておりません・・・・。と、言いたいところなのですが、あまりにも私の行動は、言われている血液型の性格分類にぴったりなので、信じざるを得ないというのが本音です(笑)。もしかすると、血液型によるある程度の傾向というものはあるのではないでしょうか。科学的根拠がないというのはよく科学者が言う言葉ですが、関係ないと証明しているわけではないですから、逆に関係ないと決め付けるのは科学的根拠にかけるというものです。やはり大規模な統計調査をしないとわからんでしょうね。まあ、そうは言っても、性格なんて複雑なものですから、もちろん「傾向」に留めるべきで、「A型は~だ。」などと決めつけるのはやっぱりダメでしょうね。
そんなことで、私の血液型を伏したまま、私の行動パターンをお話します。私の血液型の類推をしてみてください。たぶんあまりに簡単なので、笑っちゃうと思います。
昔の給食を思い出してみました。食パン2枚にジャムが1つ。一枚目の食パンを食べるとき、ジャムはきっちり半分だけ使ってました。一枚目を食べ終わるときは牛乳も半分なくなっている。全体が同量づつなくなっていかないといやなんですね。まあ、普段の食事も同じで、おかずが半分になったときは、ご飯も半分で、お味噌汁も半分になってますけど・・・。
みんなで入った焼肉屋の風景を考えて見ましょう。まず、誰かが「カルビ5人前と、ロース5人前と、タン5人前と・・・」なんて言い出そうものなら、「おいおい、そんなに食べれるか?、余ったらやばいし、追加すればいいんだから、2人前づつくらいで頼もうよ」なんていうでしょうね。さて、肉が運ばれ、さあ、焼き肉開始。そんな時誰かが、適当に運ばれた順で焼き始めたら、「おいおい、いきなりカルビ焼くなよ。最初はタンにきまっとるやろ」って言うでしょう。そして、私が焼くからといって、焼き係にならせてもらいます(笑)。焼けたら私がお肉をタレのお皿までお運びいたします(笑)。もし4人で食べに行ったとしたら、4枚づつか8枚づつなど、人数分しか焼きません(笑)。私は適当に何枚も焼いて、誰も食べなくてお肉が黒焦げになってしまうのが許せないのです。網は、焦げ付いたらこまめに変えてもらいます。これ、当然です。
旅行に行くときを考えてみました。行き当たりばったりで失敗するのはいやなので、計画は綿密です。電車で行くとしたら、時刻表でこの電車に乗って、次にこの電車に乗ってって感じで乗り継ぎがうまくいくように計画します。車だとすると、あらかじめ道はちゃんと調べます。最近こそナビがありますから、道を調べることもなくなりましたが。食事の場所もある程度計画しています。旅先々で、いろんなおいしそうなものをちょこちょこ食べ歩くのは楽しいものですが、例えば夕食はあそこの店って決めてるわけですから、そこにいくまでにおなかいっぱいにならないように、ちょこ食いは制限することが多いですね。これが旅行してる仲間には相当に不評です。
どうでしょう。だいたい私の血液型がわかったでしょうか。つい最近の血液型番組で、「キレやすい血液型」ってのもやってました。私は、そう簡単にはキレません。なんか腹立たしいことがあっても何も言わず「ためる」タイプです。しかし、堪忍袋の緒が切れると「大爆発」するタイプですね。これが他の血液型の人にいわせると、突然何を怒りだしたのかわからないとか、そんなに怒っているんだったら、我慢せず早めに言ってほしかったいう話になるらしいですね。自分としては、以心伝心で、我慢していることや気に入らないことをされているってことをアピールしているつもりなんですね。でも、全然伝わっていない。口に出して言わないから当たり前なんですけどね。私は被害妄想系の人間ですが、これも血液型に関係してるかもしれません。人が自分のことをどう思っているかが異常に気になりますし、そんなに悪く思われていないのに、自分の中で勝手に悪い方へ増幅して自分を追い詰めちゃうんですね。今まで、このブログを見てて頂いた方には、そういえばあったなあ、なんて思い当たるふしがあるのではないでしょうか。
ということで、私は巷で言われている典型的な?型の人間です。私としては、細かいことは気にしない、おおらかで社交性のある、または、他人はどうあれ、わが道を突き進むっていう性格に生まれたかったなと思います(笑)。もしかして骨髄移植して血液型が変わったら、性格変わるのかな?。うむむ、こんなこと書くと、お前本当にやぶ医者か?って怒られそうですが・・・。皆さんは血液型による性格分類をどんな目で見ているのでしょうか。
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コメント
ずばり彰の介さんはA型なのですね。
もし違っていたらごめんなさい。
血液型の番組が放送されて視聴者からかなりの抗議があったと聞きました。
血液型によって差別を増長するからというのがその理由だそうです。
血液型によって本当に「差別」が生じているのでしょうか?
どんな差別が生じているのかわからないのですが、教えていただけたらたいへんありがたいです。
投稿: 祇園 | 2004/12/26 17:31
気になってしまってまた追加します。
自分の血液型をいいたくない人、自分の血液型を聞かれもしないのにいいたい人がいることが気になっています。
私の周りに「あなたの血液型は○型でしょう?」と得意げに決め付ける男性がいます。
この発言はもちろん親しくなってからと言うのではなく、会ってから二、三日以内に相手に言わないと効果(当てて驚かす)がないと思うのか、いきなり言うので私は不快に感じました。
この男性が私に言った血液型は全くの見当はずれでしたが、思い込むこと自体がもうかなり失礼というか。。。何型であってもいきなり相手に血液型を聞くとか、年齢を聞くとか、結婚予定を聞くとかデリカシーにかけるオトナが多いのは頭がイタイです。。話がわき道にそれてしまいました、ごめんなさい!
投稿: 祇園 | 2004/12/26 17:39
ごめんなさい、またまた追加です!
彰の介さん、私が彰の介さんの血液型をA型といったのは「さて私の血液型はなんでしょう」と聞いたからですからね!念のため。
A型と感じたのは、御自分で「計画的」「行き当たりばったりがキライ」「キレやすくはない」
ホント自分にいいことばっかり書いているな~。
あのーA型って日本人に一番多い血液型なんですよね。AAとかAOとかもっと細分化してもいいと思うのです。
それに私の父は60年間病院にかかったことがなくずーっと自分はO型といい続けてきましたが、大病をして手術を受ける前になんとAB型と判明して、家族全員がミョーに納得していました。
母はA型です。父以外は家族は皆A型ですが、私は父に似ているから(父の血が濃い)、AB型に近いA型だ(ワケわからん)とよく言われます。
投稿: 祇園 | 2004/12/26 17:50
>私の血液型の類推をしてみてください。たぶんあまりに簡単なので、笑っちゃうと思います。
???
私には、いわゆる血液型性格診断でも、彰の介さんの血液型は何型かよく分かりませんでした。
でも、ここに書いてある彰の介さんの性格って、結構私に似てますね。旅行に行く時の計画の綿密さとか・・・あ、でも私は、焼き肉鍋奉行(!!)をやるほどではありません(笑)。そういえば、私は、腹立たしいことがあっても何も言わず「ためる」タイプでもありません。もともとたまらない方だし、以心伝心は信じていませんから、必要なことはきっちり口に出して言います。
で、血液型はともかくとして、彰の介さんの性格は、「虚血性心疾患」に多いタイプですから、お気をつけて。若干の「行動の変容」を心懸けられるのが、よろしいかと・・・・
投稿: mia | 2004/12/26 17:55
祇園様、mia様、コメントありがとうございます。
私は、祇園様ご推察どおりのエー型です。
おそらく、むりやり性格と血液型とこじつけるって言うのはある種の人種差別的いじめの一種なのかもしれません。まあ、性格なんて人それぞれですから、所詮、例外出まくりですけどね。
あと、私、IHDタイプですか・・・。胸が痛くなって苦しむのいやです(笑)。性格変えるか、バファリン飲むか、どっちかにします(笑)。
投稿: 彰の介 | 2004/12/26 22:08
血液型占いですか…「んなもん絶対信じねー!!」(←ここ強調)
だってだって、今まで自分の血液型をちゃんと言い当てた人は皆無ですから(笑)
彰の介さん風に言うならば、食事は彰の介さんと同様。焼肉の頼み方も同様なれど、自分の分しか焼きません。旅行は乗り物の時間だけはきっちり調べますが、それ以外は気の向くままに。
…さて、私は何型でしょうか。
投稿: ふぁんた | 2004/12/26 22:31
ふぁんた様、コメントありがとうございます。
一応、血液型占いではなくて性格分類です・・。
ふぁんた様もやや、細かめのところがありそうですから、エー型っぽいかな。しかし、肉を自分の分だけ焼くというのもエーっぽい気はしますが、自分のペースで他人には左右されずっていう意味だとビーのけもある?。気の向くままにというところからは、ビー型か、オー型もありえますね。しかし、誰も当たらないというとエービー型?。まあ、全部出しておけばどれかが当たるというもんで・・・。ごめんなさい。
所詮血液型は4つしかないので、性格を分類なんてできないですよね(逃)。
投稿: 彰の介 | 2004/12/27 13:37
ではでは、私の血液型は何型でしょう?
ヒントは、上のコメント内の、私の性格で~す。
投稿: mia | 2004/12/27 22:53
mia様、正直ご勘弁ください(笑)。
私に似ているということであればエー型でしょう。しかし、以前からのコメントを拝見すると、あいまいなところはなく、ずばり発言されますから、エーというよりはビーやエービーなんかを考えたくなりますね。しかし、私のブログなんかにお世話を焼いていただけるその姿からは、オーの匂いもしてきます。
ということで、また4つとも出しときました(笑)。この自信のなさも私らしいということで、お許しください。
投稿: 彰の介 | 2004/12/28 02:08
そもそも、その傾向が強いってだけですからね<血液型
大雑把で、勝負師型の傾向が強いので、
まさにそのとおりだという指摘もありますが、
あくまで傾向ですし、それを根拠にいじめの材料にするなんざ、笑止!
といったとこれでしょうか。
さて、こんなおいらは何型でしょう。
間違っても、G型とか、Ⅴ型じゃないですよ。(笑)
投稿: でめ | 2004/12/28 06:44
でめ様、コメントありがとうございます。
そろそろ、皆様、勘弁の程・・・。
大雑把といえばオー型ですが、そのまんまでいいんですか?。それとも、P型?Z型?。なにそれ?。
投稿: 彰の介 | 2004/12/28 20:51
私の血液型はA型です。
でも、性格のそっくりな私の娘はO型です(笑)。
所詮そんなものです。
投稿: mia | 2004/12/29 12:40
mia様、コメントありがとうございます。
エー型ですか。でも、お子さんオー型って事は、mia様はエーオーって事ですよね。だから、オーの要素も持ってる・・・、なんていいだしても根拠ありません。おっしゃるとおり、所詮、そんなものということでしょう。
投稿: 彰の介 | 2004/12/30 00:25
血液型…
信じたくないのですが、何だか無視も出来ないビミョウな性格分類法だと思います。現に、コミュニケーションツールとして、何となく使ってしまいますし…それが、まあナンと、そこそこ該当するのですから面白いものです。その他の占いなんてのも、統計学と思えば、当たらずとも遠からず的な位置にいるのです…フ・シ・ギ!因みに、私は、変人です。
投稿: mama | 2004/12/30 20:45
こんにちは。彰の介さんの今回のお話を読ませていただいて、竹内久美子著「小さな悪魔の背中の窪み」を興味深く読んだことを思い出しました。確か医学的な血液の性質が正確にも反映される、といた内容でした。本の内容が正しいとするならば、彰の介さんは私と同じく「梅毒」に弱く「女性に対して奥手な」A型でしょうか。
それではよいお年を。来年も無駄そうで無駄でない無駄論を楽しみにしています。
投稿: toshi | 2004/12/31 17:25
mama様、toshi様、コメントありがとうございます。
「当たらずとも遠からず」、今の血液型性格分類は確かにこんな感じだと思います。楽しめばいいんですよね、あるあるなんて言いながら・・。そんで、私は梅毒になっちゃうんでしょうか・・・。確かに女性にはおくてというかなんというか、その通りです(笑)。
まあ、そんなことで、無駄論を無駄にお楽しみいただいてうれしい限りです。
新春第一号のネタは血液型論争の続編で行きますのでお楽しみに。楽しみじゃない、これまた失礼いたしました!。
投稿: 彰の介 | 2005/01/02 17:50