ワープロ症候群
忙しい日々が続いております。なかなか更新できません。こんな不定期の無駄なブログですが、今後もよろしくお願いいたします。さて、本日はワープロ症候群についての考察です。
ワープロ症候群、そんな病気があるのかないのか知りませんが、私が、勝手に名前をつけました。それは、大学の講義で、とある教授が黒板に文字を書いているとき突然、ものすごく簡単な漢字が書けなくなり、「あれ?、漢字でどう書くんだっけ?」と生徒に聞いていたことがありました。「最近、ワープロ使っているから漢字が書けなくなっちゃいました」なんて言い訳していましたが、これ、私が経験したワープロ症候群の第一例目です。要するに、文字を書くとき、手書きでなくワープロに慣れてしまうと、漢字への変換を自動でやってくれるので、いざ、手書きしようと思うと簡単な漢字すら書けなくなっているという状態ですね。当時はまだワープロが世にでてそれほど経ってはいませんでしたので、一般庶民には関係ない話でしたが、現在はどうでしょう。私はかなりこのワープロ症候群の症状が出てきています。世間でもレポートの部類はワープロでってのが多いでしょう。それに携帯のメールだ、ネットだ、チャットだなんて、手書きする機会はどんどん減ってますよね。だからどんどん漢字が書けなくなってしまっています。もちろん、このブログも手書きでは書いておりません(笑)。私は職業柄やぶ医者をやっていますが、我々の世界でも、電子カルテなるものが出て参りました。現在勤めている病院のカルテは手書きですが、心なしか、私の書いたカルテの中身は、チャラい英語とひらがなが多くなったような気がします・・・。これはブログ中毒に伴うワープロ症候群の症状かもしれません。ワープロ症候群、すなわち、この漢字が読めるけど書けないという状態が、今後我々に何か致命的な異常を引き起こさないことを祈るばかりです。
ワープロ症候群と直接は関係ないのですが、逆ワープロ現象とも言えることがネットの中で起きていることに、最近気付きました。それは、読めない漢字がいたるところで見られるということです。この読めないというのは、知識がないから読めないわけで、正直、恥ずかしくてなかなか言い出せなかったのですが、要するに、普段なら決して漢字で書かないような言葉も、ワープロを使えばキーをポンと押すだけで変換してくれるので、かなり難しい漢字もまるで知っていたかのように表現できてしまうということです。例えば「胡散臭い」。こんな漢字全く書いたことありませんが、「うさんくさい」と入力して、スペースキーをポンとやると「胡散臭い」になるわけです。はっきりいって初めて見たときは読めませんでしたね。最近だと「煽る」。この漢字、読めなくはありませんが、普段書いたりはしません。ひらがなで「あおる」と書くと思います。かなりお恥ずかしい部類かな?と思ったのは「晒す」。某KT氏が「顔を晒さないで文句だけ言う」なんて使ってますが、私これが読めない。「さらす」と言われればああそうか!と思わなくもないですが、間違っても漢字では書かないと思います。まあ、これを国語力のなさと言われれば、全く返す言葉もないわけですが、そうは言いつつ、皆さんはネットとか見てて、読めない漢字とたくさん出会っていないかな?と思った次第です。
そんなことで、今までのこの「彰の介の証言」のエントリー記事の中では、変換できる漢字を敢えて、ひらがなで表記することもありました。読み手をばかにしている!なんていじめないでください。だって「苛める」なんて、読めないし、そもそも書けないですから・・・・。
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コメント
「ワープロ症候群」、私も日に日に進行しています。漢字が分からない時は、いつもPCに教えてもらっています。
「逆ワープロ現象」、いいんじゃないですか。知っていても書けなかった漢字が、少しでも覚えることが出来れば、・・・埋め合わせにならないかな?
(・・・甘い?(爆))
投稿: mia | 2005/01/24 06:11
おいらも、ワープロ症候群患者です。
高校時代までは、かなり漢字が書けた?
はずですが、最近は思い出すまでに時間がかかります。
単に老化しただけかもしれないのですが・・・?
投稿: でめ | 2005/01/24 12:40
mia様、でめ様、コメントありがとうございます。皆様、ワープロ症候群にかかられているんですね。私だけじゃなくてよかった。えっ、よくない?。
後逆ワープロ現象は確かに勉強になりますが、調べるのがめんどくさい・・・・。なまぐさな私にはあってないかも・・・・。失礼いたしました。
投稿: 彰の介 | 2005/01/24 16:49