ほりえもんは嫌われもん!
またしょうこりもなく、ほりえもんネタです。
このライブドアとフジテレビの問題は、当初ニッポン放送の筆頭株主に躍り出たライブドアほりえもんを正当化して、かたくななフジ側日枝会長を「旧勢力」とやゆする動きから始まったと思うのですが、いつの間にか、フジ側の対抗策が当たって、徐々にフジテレビ支配ができそうになくなってくると、やっぱりほりえもんのやり方が悪いという意見が優勢になってきたような気がします。
ところで、私が書いてきた過去記事を見てみると、「老人とほりえもん」では、
老人達は、ライブドアとの提携によるメディアの発展の可能性なんて全く考えてもいません。とにかく、ライブドア、ほりえもんは嫌だ!という感じです。これが、それこそ楽天による、ソフトバンクによる業務提携という話だったら、ここまでこじれたかどうか?。なんて書いたのですが、これ予感的中?でしょうか。よりによって、ニッポン放送がソフトバンク関連企業(と言っていいのでしょうか?)にフジテレビの株を貸し出すとは・・・・、正直、フジ側も節操がない!と思うのですが、そんな意見は世間ではあまり聞かれませんね。フジテレビがライブドアに対して、提携のメリットがないといってきたのがどうやら嘘で、私の指摘したとおり、「ただ嫌いなだけ」というのが真相ってことなんでしょう。そこに理屈は無さそうです。ついでに言うと、
ただ、この老人達からの人気のなさの原因の解析をしないまま今までどおり老人無視で突き進んでいくと、いつか落とし穴にはまるような気がしてなりません。とも書いているのですが、なんとなく昨今のほりえもんに対する世間の冷たさを考えると、こちらも予感的中で、落とし穴にはまり込んでいってるような気がしなくもありません・・・。ただ、「 未来を見通す天才」の中で、
現在のほりえもん的手法が正しいやり方なのか、それとも間違ったやり方なのか、それらは本来、結果論として後から評論されるべきものなのかもしれません。とも書きました。世間は、徐々にライブドア危うしと感じて、現時点での結果論として、いじめのように、ほりえもんたたきに入ったような気もするのですが、まだ結果が出たとはいえないでしょう。私はライブドアがニッポン放送の株式を今後どうするかに注目したいですね。株をそれこそソフトバンクにでもすぐに売り払ってしまうようなら、残念ながらライブドアの負けです。これが、ただの一敗ならいいですが、拡大路線の企業が一度収縮してしまうと撃沈の道を歩んでしまうような・・・・。
よく考えてみれば、本来の目的であるフジテレビの実効支配はすぐにはできなくなりそうな気配ですが、ニッポン放送を買収したんですから、まずはラジオの世界でほりえもんの手腕を発揮すればいいんじゃないでしょうか。むろん、投資相応の資金繰りが続けばの話ですが・・・。老人とも仲良くして、しばらく密かに地道に活動して、それが認められれば、支配はできなくとも5年後にはフジテレビの大株主になるんですから。ライブドアの、ほりえもんの野望も、実現できるかもしれません。でもそんなに待てないか・・・、プライドも許さないかも・・・。
さあ、ほりえもんの未来やいかに。私のような凡人の予想が的中しないように、ほりえもんにはがんばってもらいたいものです。私のトロクサイ予想がバタバタと当たるようであれば、やぶ医者を辞めて、今後は評論家の道を歩みたいと思います。えっ、本当?。
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コメント
ソフトバンクだろうが、楽天だろうが、ライブドアだろうが、IT企業とは絶対組まないっていうなら、ある意味筋が通るんですが、同じIT系でも、財界に顔がきけばOKのような感じで、フジ側からの拒絶反応が少ないって言うのもなぁ。
後出しが必ず勝つって言うのも、どうも裏取引があるような気が・・・。
投稿: でめ | 2005/03/28 09:47
でめ様、コメントありがとうございます。
確かにこう後出しが有利となってくると、先鞭付ける気がなくなってしまいますね・・・。漁夫の利とは言いますが、ちょっとおかしな世の中て感じがして嫌ですね。
ところで、昨日のサンデープロジェクトの田原総一郎氏の発言を聞いていたら、なんかこの「彰の介の証言」を読んでいるかのような質問が相次ぎました(笑)。私の発言もまんざらでもない?(大笑)、本気で評論家の道探ろうかな・・(大爆笑and大汗)。
投稿: 彰の介 | 2005/03/28 11:02