めくそはなくそ、くその中のくそ?
汚いタイトルで申し訳ありません。
一連の耐震偽装問題については、だますメリットありますか?と、性善・性悪説と責任論で書いてきました。基本的に国の無責任が今回の問題を引き起こしたと考えているのですが、それはそれとして、この事件に絡んだ人物の中で、感情論的に一番腹立たしいやつ、すなわち、「くその中のくそ」を私なりに認定したいと思います。被害者の方々(賃貸とはいえ都心のマンションに住んでいる私としては、いつ被害者に回るかわかりませんが・・)にとっては、全てのメンバーが同様に腹立たしいと思われるでしょうが、第三者的に見た戯言ですので、お許しいただきたいと思います。
耐震偽装問題の悪役の方々は、それぞれ他人に責任を押し付け、自分は被害者と言いたいような人間も多く、責任を全く感じていないふてぶてしさには、まさに、「めくそはなくそ」の称号を与えたいと思います。正直、私もああいう人間になってみたいと思うばかりです。他人の気持ちなんか何も気にせず、自分の都合だけを考えて生きていけるなんて実にうらやましい限りです。性善・性悪説と責任論では、彼らを性善説型人間と信じたいとは書いたのですが、だんだん馬鹿らしくなってきました。
特に、今回の事件で、最もひょうひょうと振る舞い、私の逆鱗に触れている人物がいます。それは、どう考えてもその罪を拭いようのない、「イーホームズの藤田社長」です。彼は自分の会社の犯した過失(本当は確信犯だと思いますが)をなんとも思わないんでしょうか?。そんな疑問を強く感じさせる彼の発言がありました。それは、先日の、姉歯氏、木村建設、総研の爺さんの証人喚問があった日に、姉歯氏から「専門家が見れば簡単に見破れる」ような発言があったことに対して、テレビのインタビューに答えていたのですが、
「我々は適正に(適法に)仕事をこなしました」とぬけぬけと答えていたのです(怒)。これには温和な私にも怒りがこみ上げてきました。この期に及んで「適正」?「適法」???、何のことかさっぱりわかりません(大怒)。法にのっとって監査すると、偽装は見抜けないってことですか???、だったら、あんたのところの監査法人、何のために存在している会社なんですか???、その偽装を見抜くための会社じゃなかったのですか???違いますか???。
私は、彼の発言の全て聞いたわけではありませんので、「監査が適正に行われれば今回の事件の発展はなかった、我々の責任は重い」などの発言があったかなかったか知りませんが(直接私は聞いていません)、最低限、「ちゃんと仕事をこなしていた」なんていう立場にはないでしょう。正直そこには責任を微塵も感じません。
今後イーホームズに対して、どのような追求がされるかわかりませんが、おそらくただの仕事の怠慢ではなく、意図を持った監査のスルーの可能性もあるでしょうから、厳しく取調べをしてもらいたいものです。
ということで、今後捜査が進めば、世の中くそだらけになっちゃうかもしれませんが、その中で核心が埋もれてしまわないように、我々も見ていく必要があるでしょう。本日は汚い言葉の連発、失礼いたしました。
人気blogランキングに登録しています。ぜひ清きクリックを!
↑↑クリック!
| 固定リンク
コメント