紀子さまご懐妊
皇室典範改正論議で男系女系とわいわいやっているさなか、紀子様ご懐妊の報が飛び込んでまいりました。失礼とは思いますが、秋篠宮様40歳、紀子様39歳という年齢を考えれば、皇室典範の問題よりも、少子化問題や、熟年での妊娠出産へ一石という感じがしなくもありません。皇室にならってもう一人とがんばる夫婦もあるでしょう。もちろん、少子化対策になるはずもありませんが、家族が増えるということは決して悪いことではないですよね。私も34歳、連れ33歳、この微妙な年齢のカップルでは、もしかして子は授からんか?(っていうか、まだ結婚してませんけど・・)と悩むこともありましたが(何悩んでたの?)、まだまだ全然若いと気を取り直しました(笑)。
それにしても、皇室典範改正で、男系か女系かを議論していることは、こうして紀子様御懐妊の報にふれてみると、じつに不謹慎な議論じゃないかと考えさせられますね。そもそも、男系堅持という議論は、極論すると、天皇の系譜を継ぐことに関して、女子は無用ということを意味します。なにしろその子は男子であっても女系なのですから・・。つまり、一人御家族が増えるという喜ばしい現実よりも、男か、女か、当たりか、はずれか、みたいな目でしか見ないことを意味しますから、ちょっと問題がないでしょうか。お世継ぎ問題と、今回のご懐妊のニュースは、別問題とするべきでしょう。
また、世間では、秋篠宮家に男子誕生なら、天皇家は安泰??みたいな雰囲気が漂っていますが、全然そんなことはないということを認識すべきです。
まず、現行皇室典範のままなら、愛子さまは天皇になれません。女性天皇誕生については、ほぼ国民の同意を得られているような気がしますが、秋篠宮様のお子様が天皇になられるのであれば、皇太子殿下の家系は断絶を意味します。私なんかは、違和感を感じますが、そのあたり国民の同意は得られていると考えていいのでしょうか?。
では、女性天皇は認めるが、女系天皇は認めないという現在の議論を当てはめるとどうでしょう。愛子さまが天皇になられた後、年齢の近い秋篠宮様のお子様が天皇になるというのは厳しいでしょう。結局、このお子様に、また男子が生まれていないと話になりません。これは、上記、現行の皇室典範でこのお子様が天皇を継がれた場合でも、同じことが言えます。男系が継いでいくという可能性が広がるのは確かですが、今回のお子様が男の子だからといって安泰という話ではなさそうです。
私は、男子御誕生でも、結局その後を考えなくてはならないのですから、今回の御懐妊に関係なく、議論は進めていいのではないかと思います。女子だったらがっかりという話は、秋篠宮様、紀子様、そして生まれてきたお子さまに大変失礼で、あまりに悲しい話です。逆に、男子誕生で天皇家安泰なんていう考えは、上記断絶を含めて、雅子様へのあてつけににしか聞こえないような気がします。
私にとっては、最初に書いたように、まだまだ子は授かるぞ!ということを再認識させていただけました(?)。男子か、女子かなんていう議論が不謹慎ということもありますが、素直に、新しい命が生まれるということを、みんなで喜ぼうではありませんか。
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コメント
皇室典範改正論議について、私は女性天皇も可とする、あるいは男女に関係なく、第一子が継ぐ、というのが良いと、ずっと考えています。
そもそも、現憲法下の日本においては、天皇は「象徴」なのですから、男女平等の憲法の象徴として、天皇継承権も男女平等であるのが論理的でしょう。
一番悲しいのは、男だったら当たり、女だったらはずれ、のような意識が、こんなにも世の中ではびこっていたのかということを、再認識させられたということです。
私たち人間は、男である女である前に、まず一人一人が各々かけがえのない、唯一無二の存在。男か女かは、単なる属性に過ぎません。
投稿: mia | 2006/02/10 13:43
mia様、コメントありがとうございます。
皇室のあり方について、特に今後のお世継ぎについて、いろいろと意見があることはわかります。しかし、今度生まれてくるお子様は、男でも女でもいいではないですか。ねえ。もう女の子だったらがっかりって言う話にはうんざりです。
投稿: 彰の介 | 2006/02/10 23:23
私には不思議に思うことがあります
男女平等なので天皇も男女両方いていいじゃないかという、平等至上主義についてです
憲法に男女平等だからというのであれば、天皇にも政治的発言が許されてしかるべきではないのでしょうか?
天皇・皇族の政治的発言を封じておきながら、その一方では雅子様がかわいそうとか平等でなければいけないとか、全くもって言い様が”自分勝手”全開とみえます
まず考えていただきたいのは、天皇の役割がそういった世俗的な事項とはかけ離れたものであるからこそ、戦後憲法の中で政治的発言が封じられたのだということを
そこら辺の家族や憲法の悪平等の概念でもって判断すべきものでもないということなのです
投稿: じおんぐ | 2006/02/14 12:45
よく考えたら、女性天皇自体が多大な負担であるという意見尤もだと思う
http://chinalifecost.seesaa.net/article/13185461.html
幼い頃から周りの環境で祭祀を司ってきた皇族と、全くどこの馬の骨とも知れない外部の人が婿入りして皇族を名乗るのとどちらが”理性的”なんだろうねえ
投稿: じおんぐ | 2006/02/14 13:31
じおんぐ様、コメントありがとうございます。
じおんぐ様の主張の根本がよくわかりませんが、まあ、正直いろんな意見があるのはわかります。男子、男系にこだわるのもいいのではないですか。どこの馬の骨とも知らない人間の血を入れるのが問題で、どの方か存ぜぬ旧宮家の方が突然天皇になるのも一意見でしょう。私は別に、どちらでもかまいません。ただ、生まれてくる子供が、女の子だったら、用無し扱いされるのがかわいそうだとは思いますが。
投稿: 彰の介 | 2006/02/14 22:06
どうもある意味誤解があるようですが、秋篠宮妃様の生まれてこられるお子様が女の子なら用なし扱いするとは”誰”のことを意味するのでしょうか?
そうした意見をどこかで見られたということでしょうか?
広大なネット上ではそういった意見もあるかもしれませんが、私は見たことがありません
皆さんお生まれになるお子様のことを喜んでおられますが?
大体が法律に於いてはどの方法に今の時代の合理性があるか?という観点で論議していかないと混乱をきたします
その代表的意見が、上のように”一意見でしょう”と相手の意見をポイッと放り投げる方法です
論議したくないというのなら仕方ないですが、それなら端から自分のわからないものとして意見も言わなければ良いと思いますよ(言論弾圧ではないですから)
投稿: じおんぐ | 2006/02/15 11:36
じおんぐ様、コメントありがとうございます。
「秋篠宮妃様の生まれてこられるお子様が女の子なら用なし扱いする」様な発言は、要するに、「男の子ならいいのに」という発言のことです。あからさまに女の子は用無しと発言したり、書いてあるものはもちろん見たことがありません。男の子ならいいとかいうのはインタビューレベルでたくさん見ましたし、皇室典範改正論議が、お子様誕生で変わってくるかもということ自体、要するに男の子待望ですから、それを女の子用無しと言い換えたまでのことです。私はそんな不謹慎なことはとても考えられませんね。じおんぐ様が女の子で問題がないというのであれば、私と同意見ということです。
「皆さんお生まれになるお子様のことを喜んでおられますが?」残念ながら、見せかけ喜んでいても、女の子なら溜息をつく人たちがいっぱいいるでしょう。そういう方々を、ぜひじおんぐ様は御批判ください。私は喜んでいますので、これまた、じおんぐ様と同意見ということでしょう。
また、私の意見は、皇室典範に関してはエントリーにはっきり意見発信をしていません。だから議論にもならんと思いますが・・・・。もう一度書きますが、エントリーの主旨は生まれてくるお子様が、男の子でも女の子でもいいじゃないということです。その点、じおんぐ様と同意見ではないのですか?
投稿: 彰の介 | 2006/02/16 00:16
論座の3月号で、一水会顧問の鈴木邦男氏が「女帝問題についてもその過激さ、偏狭さには驚くばかりだ」とし、「では、女性天皇になった場合、その人たちは『反天皇』運動をやるのだろうか」と嘆いていました。
話は変わりますが、できれば読んでご感想をいただきたい記事を書きました。
http://brotherjin.exblog.jp/3217240/
お時間のあるときにでも、ご一読いただければと思います。
投稿: 仁 | 2006/02/18 17:41
仁様、コメントありがとうございます。
女性天皇になったら、反天皇やるんでしょう(笑)。皇位継承順位が貴賎を表している??様にも思える議論はどうなんでしょうね。私自身意見が固まっているわけではありませんが、現在の天皇ご一家に親しんできたものとしては、貴賎の議論は違和感があります。
また是非ご意見をよろしくお願いいたします。
投稿: 彰の介 | 2006/02/19 15:18