民主党の限界?
また、民主党で党首選です。
前原代表が永田議員をトカゲのしっぽにすることができなかったと批判されていますが、トカゲのしっぽ切りをしたらしたで批判されていたでしょうし、とにかくあの質問が国会に出された時に全てが終わっていたと考えるべきでしょう。うわべの反省の弁が各地で聞かれますが、真の反省は本当にされているのでしょうか?。
今日の昼の番組にでていた民主党の議員が、永田議員のあの質問について、永田議員が責任を党に転嫁していたと批判していました。「国会で質問に立つ以上、質問をする本人が質問の内容には責任を負うべきで、党に(代表や幹部に)お墨付きをもらって責任の一部を党に押し付けたのはよくなかった」というんですね。しかし残念ながら屁理屈屋の私は、こんな民主党には未来がないと感じてしまいました。
確かに、議員は国民の代表なんですから、議員個人の責任で質問に立つというのはそれらしい話です。しかし、民主党なら民主党として質問に立っているということも事実です。ちんぷんかんぷんな質問をしたり、党の訴えと矛盾した質問をされたりしてはたまりませんから、党が質問内容を確認するのは当然だと考えるのは私だけなんでしょうか。そもそも質問に党の戦略というのはないんでしょうか。そんな戦略に乗っ取ったうえで、個人の言葉で質問するというのが普通だと思う私は考え方が古いんでしょうか。
さらに、今回の騒動で、民主党に情報分析能力が欠如しているというか、情報分析をしていない??ということがはっきりしてしまいましたが、それを永田議員のせいにするのはいかがなんでしょうかね。党の情報分析にかけ、「ガセネタ」という分析結果が出ていたら、質問しなくて済んだんですから・・・。彼に対しては「あんな馬鹿な質問をして・・・」と民主党の黄門様も怒っていますが、私個人的には、一議員の情報を分析することもなく鵜呑みにしたわけですから、結果的には、「あんな質問を許した党が悪い」という考えですね。
党利党略がない、党利党略のための情報分析能力もないというのが、私の民主党に対する絶望感なわけですが、今回の問題で最大の問題点は別のところにあると考えています。今回の永田議員が放った国会での質問は、明らかにスキャンダラスな内容です。つまり、政策ではなく、スキャンダルで政局を動かそうとしているところに、民主党最大の限界を感じるのです(その昔、未納三兄弟発言ってのもありましたか・・)。そういう意味でも、「あんな質問を許した党が悪い」と私は感じます。「そんな程度の低い質問で時間を使うくらいなら、まともな政策論争をしろ!」と前原代表は言えなかったのでしょうか。私には、政権交代がスキャンダル頼みという民主党が、どうにも我慢ならないのです。
そんなことで、現在の民主党のあり方を、ド素人の私が批判させていただきました。今回の騒動では、責任の取り方がクローズアップされていますが、その前段階に根本があると屁理屈こねた私でございます。(メール問題については語らないつもりでしたが、いろいろと思うところもあり、やっぱり書かせていただきました。) [ゴーログ]大将なら鉄砲玉と心中して組織を危うくするな!へ無理やりトラバさせていただきました。
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