なめすぎ？のプロ野球

　中日ドラゴンズは見事に日本シリーズに負けてしまいました・・・。あまりにあっけなく負けたので、こうして世間で忘れられた頃に記事を書いているわけですが、まあ、雰囲気に飲まれてしまったとしか言いようがありませんか。私は、中日優勝に水を差すな！の中で、マイナー化されようと勝てばいいと最後に書いたのですが、思いっきりマイナー化された上に、ボロ負けでは、涙がちょちょ切れると言うものです。

　だからというわけではないのですが、相手の日本ハムには、腹いせに小口を叩いておきましょう。
　はっきり言いましょう、おい日本ハム、あなた方は日本シリーズの勝者として、まだシーズンが終わったわけではありませんぞ！。これから大事なアジアシリーズがあるではないですか！。にもかかわらず、監督はアメリカに就職活動？？、中心打者の小笠原はFAで巨人へ移籍？？、4番セギノールがパスポート切れ？？、おまえら一体、何考えとる！！。アジアシリーズなんて遊んでても勝てると思っているのか？、そんなわけないでしょ！。ボロボロに負けてはじかいても知らんぞ！！。
　私は、このアジアシリーズを盛り上げないことには、日本のプロ野球自身が盛り上がらないと思っています（将来的には大リーグトップとの世界一決定戦を！）。どんどん人気が落ちているというプロ野球ですから、この状況はちょっとなめすぎでは？ありませんか。せめてFA宣言位は、アジアシリーズ後にすべきでしょうね（制度的に）。

　もっとなめてるのが、日米野球でしょう。早々に辞退者続出で、一軍半くらいの選手で、勝つ気もないのに試合をやってどうするの？。はっきり言って、全然面白くない！。こんないい加減に試合をするのであれば、もうやめちゃった方がいいでしょう。アメリカにだって失礼な話ですし・・。

　そんな中、広島黒田の残留には感動しましたね。もちろん、FA残留する選手は黒田だけではありませんし、FAは権利ですから、その行使に問題があるわけではありません。しかし、広島はFA制度発足後、エースや4番が次々に他球団へ移籍してしまっていましたし、私個人的には、プロ野球をつまらなくしている元凶がこのFA制度だと感じていますから、こういう黒田のような話には、感動が止まりません。どこぞの球団は、相変わらず、他球団の選手の買いあさりに躍起になっていますが、もういい加減そのなめすぎの態度にも終止符を打ってもらいたいものです。

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いじめの原点、笑いの原点

　最近、いじめ苦の自殺の問題がクローズアップされています。「いじめはよくない」なんて大昔から言われているような気がしますが（私の小中高時代も、もちろんいじめはありました）、未だ持って何も変わっていないというのが現実なのでしょう。いじめがなくならないのはなぜなのか？、私が日頃から感じている、その1つの答えを書きたいと思います。

　実は、以前のエントリーでもTB、コメントさせていただいた（まーどんなブログさんのこの記事）のことを、私も強く感じています。抜粋させていただくと、

今ではお笑い芸人が登場するいわゆるバラエティー番組では、 人のあげ足とり、からかい、あざけりの連続です。　背丈、体重、容姿などの体的特徴を嘲笑の的にするのも 番組の中ではあたりまえになっています。　

　私も全くに同感なのですが、お笑い番組に代表される、多くのテレビ番組の中身が、いじめや差別に満ち溢れているということです。昨日もふと深夜番組を見ていたら、お笑い芸人の寝込みを襲って、「ブタブタ」と言って鞭で叩いたり、パチンコ玉を顔面に落としたり、アツアツの焼き立てパンを顔面に押し付けたり、ちょっと見るに耐えないようなもの（と言いつつ、全部見ましたが）のオンパレードでした。お笑い芸人をはじめとする芸能人は、自分を卑下したり、されたり、暴力を受けたり、それに耐えたりというのを、笑のネタに使い、おいしいと思っている人が多いのかもしれませんが（もちろん本音は知りません）、それを見て大笑いしている我々は、何かが麻痺してしまっていると、考えなければならないのではないでしょうか。いじめの受け手がどう感じるかよりも、いじめをすることの楽しさが先行し、相手の気持ちなんて何も考えていない、笑って済ませば大丈夫なんていう考え方に、今、いや、昔からあるいじめの原点があるような気がしてなりません。

　人種差別的な笑いも気になってしょうがありません。某隣の国のしゃべり方を真似して笑いをとる芸人、顔立ちが東南アジア系、あるいは中東系とそっくりだと言って笑いをとる芸人、その他・・・、私個人的には、何で放送するんだろうと思ってしまいますが、これ、笑いになること事態、根底が差別ではありませんか？。これも世代を超えて受け継がれている、日本人の恥部だと感じてしまいます。それが、笑いであることで、差別と言う意識はなくなり、麻痺してしまう・・・、このことをもう少し真剣に放送をつくる側も、見る側も考えた方がいいのではないでしょうか。

　いじめを苦に自殺することは、いじめられっ子にとって最悪な決断だとは思いますが、残念ながら、自殺されて初めて、それがいじめであることに気付くほどに、あるいは、いじめられっ子が我慢している間は、いじめだとは気付かないほどに、この社会は腐っているともいえます。
　しかし、万が一にも、いじめられっ子がこのブログを見ていたとしたら、社会的アピールのために自殺しようなんて考えるのは最悪ですから勘弁してください。誰にも打ち明けられないのなら、このブログにコメントする事だってできますよ。私も、こう見えて医者の端くれ、微力ながらお役に立ちたいとおもいます。

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