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2007/04/30

100円ショップ侮れず

 以前から感じていたのですが、100円ショップは侮れないですね。一時期、やはり安かろう悪かろうと感じたことはありますが、うまく使えば、お徳な生活が送れそうです。
 
 100円ショップの安かろう悪かろう、私は以前庭木用の「剪定バサミ」を100円で買ってしまいました。さすがにコレは、すばらしい品物でした(笑)。家にあるハイビスカスの剪定に使ったのですが、最初のカットで、早速切れ味がダウンし、相当に力を入れないと切れなくなってしまいました。その後、何とか使っていたのですが、ある枝を切ろうとして力を入れた瞬間、もち手のところがボキッと折れ、バネがすっ飛んで、その生涯を終えました。
 その後、1000円程度の”普通の”剪定ばさみを買ったのですが、そのハサミを使って最初に枝を切ったときの、感触の良さといったらありませんでした。全く力を入れなくても、サクッと切れるのですから、100円の剪定ばさみの質の悪さを相当に実感しました。

 同じ刃物つながりですが、100円ショップの「爪切り」にも苦労させられました。爪切り位は100円でいいかと思っていましたが、そうでもありません。あっという間に上の刃の部分が、回転しなくなり、元に戻すのに苦労させられる日々が続きました。コンビニで300円程度の爪切りを買いなおしたとき、これまたその切れ味のよさに感動しました。切れ味と言うか、爪を切るときの感触というか(同じ?)、なんともいえないんですね。そんなこともあって、100円ショップにはあまりいいイメージがなかったこともありました。

 本日久しぶりに100円ショップに行きましたが、その品揃えを見るとやはり侮れないと感じました。おそらく安かろう悪かろうも相当に多いのでしょうが、逆に、安くても十分といえるものは、普通の店で買うより断然お徳でしょう。お祝いやら、結婚式で使いそうな「ご祝儀袋」なんて、コンビニで300円~500円するものと同じものが100円で売ってますね。ご祝儀袋なんて、所詮中身の問題で(笑)、外身はすぐ捨てられてしまうのですから、100円で十分でしょう(結婚式の季節)。

 意外にお菓子や調味料などの食品類も多いですね。スーパーで買うのより絶対お徳と思われるものも多いですし、100円の制約のためか?小分けされて、逆に使い勝手のいいものもあるようです。飲料水も、ちょっとした量販店より安かったりするのでびっくりしますね。

 100円ショップも行き慣れないと途中で錯覚に陥るのですが、「コレはちょっと高そう」なんて感じる品物もありますね。よく考えてみればどれも100円なんですけど・・。我に返って100円ばっかりと気付くと、今度は安い安いと錯覚してついつい買いすぎてしまう・・。第二の錯覚、こちらの方が問題かもしれません。まあ、私のような買い物べたは問題ですが、買い物上手の皆様方は、うまくお店の使い分けをして、賢くお買い物をされているのでしょう。
 100円ショップ侮れず、また無駄買いに行きますか・・・。

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2007/04/20

一列待ちはマナーか?

 例えば、大勢の人がトイレの待ちで行列を作っていたとします。トイレが3つあったとしたら、それぞれのトイレの後に並ぶよりも、待っている人全てが一列になり、あいたトイレを順次使った方が極めて合理的で、平等です。最近の量販店などのレジや、駅の切符売り場、銀行のATMなど、自動的に一列待ちになるように工夫しているところも見受けられます。私はこの一列待ちをマナー化した方がいいと思うのですが、いかがでしょうか。

 先日、新幹線の切符を、自販機で買おうとしたのですが、3つある全ての機械が使われており、さらに少しはなれたところに2人ほど一列で待っていました。この2人、それぞれの機械の真後ろで待つわけでなく、少しはなれた(1m~2m程度でしょうか)ところの真ん中に立っていましたので、要するに一列待ちをしていたと思われます。2人が待っていましたので、私はその後に並ぶことにしました。1つ機械があいて、一人があいたところに行き、また一台あいて次の一人が行き、実に効率的に進みました。
 
 なんとなく落ちの想像はつくかと思いますが(笑)、その次の私の番になって、オジさんの集団が現れ、わいわい騒ぎながら、私の存在を全く無視し、この微妙にあいた、1~2mの間に次々と割り込みし、一列待ちは大崩壊しました。
 実は、このオジさん集団が来る前に、母と娘の親子が私の前に割り込もうとしたのを、にらみ一発で私の後ろに並ばせたのですが(笑)、このオジさんたちは、並んでいる我々には全く気付いていませんし、にらみを利かす暇もありませんでした。といって、(前記事注意するということにも書きましたが)このオジさんたちに、「こちらで待っているのですが!」という勇気もありません・・・。お恥ずかしい・・・。後の親子に合わせる顔もなく、溜息をつくことで、どうしょうもないおやじたちだと思っていることをアピールすることしかできませんでした(恥)。

 先日も、コンビニのレジの前で会計をしようとしたとき、一列待ちがマナーだと信じ込んでいる私は、2台あるレジの中間地点で待っていましたが、次から次へと私の存在は無視され、右のレジと左のレジの後ろに、長蛇の列ができ、私は一人中間地点で孤立しました(涙)。
 レジのお兄さんに、「この方が先にお待ちでしたので」といっていただき助けられましたが、そうでなければ、私はレジの前で泣いていたかもしれません(大笑)。
 
 まあ、仮に、仮にですが、私に「勇気」なるものがあり、「こちらで一列待ちで待っているのですが!」と言えたとしても、「だから何?」と言われたらどうしようもありません。これがマナーであることが浸透していなければ、しょうがないでしょう。ぜひ、この記事を読んでくださっている皆様には、ご理解いただき、マナー化運動に参加していただきたいと思います。もちろん、場所によっては一列待ちはできないかもしれず、臨機応変に対応することが大切だと思いますが、誰か先に待っている人はいないのかということを、確認することは絶対に必要でしょう。
 
 前段記事にも書きましたが、この手のマナーを崩壊させるのは、結構オジさんオバさん多いということも付け加えておきます。マナー違反=若者という公式は全く成り立たず、自分さえよければいいオジさんオバさんこそ、マナーの浸透をお願いしたいものです。

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2007/04/17

注意するということ

 私もえらそーに、このブログでいろいろなことについて批判記事を書いたりしているわけですが、批判記事を書くことと、実際に行動することは全くの別問題で、そのあたり自分で情けなくなってしまうこともあります。
 以前、携帯電話についてのマナーのについて、記事を書いたこともありますが、実際マナー違反をしている人間に、面と向かって注意できるかというと何もできないわけで、我ながら口だけかと反省してしまいます。

 電車等の公共交通機関での携帯電話のマナーは、正直相当に高まっていると思います。要するに大きな声で電話をしている人なんてほとんど見かけないということですが、声に出して話さなくても、「メール」という他人に迷惑をかけないツールがあるからというのが大きな理由かもしれません。優先席付近の電源切りがちゃんと行われているかどうかは不明ですが・・・。
 ところで、私が遭遇する、電車内で平気で携帯電話でしゃべっている人の7~8割は、おじさんかおばさん(要するにお年寄り・・)というのも面白い事実です。マナー違反といえば「若者」という印象が強いだけに、大人(というかお年寄り・・)も、文句ばかり言わずに、マナーをしっかり守れと言いたいところです。

 先日、某私鉄に乗っていたところ、目の前の女性が携帯電話でべらべら話し始めました。正直言えば、車内もうるさいですし、それほど不快というわけではありませんが、随分長い時間しゃべっていたと思います。私は、電話はやめましょうと言う勇気があるわけではなく、そのまま放置していたわけですが、通りがかった車掌さんが、その女性にちゃんと注意をしていました。注意というか、「車内で携帯はご遠慮ください」というやさしい問いかけです。女性も「すいません」と言ってすぐに切っていましたから、一件落着しました。

 某私鉄から今度は新幹線に乗り換え、席に着いたのですが、今度は初老というか、中老というか、大老というか、携帯電話のボタン押せるの??っていう感じのおじいさんが、私の真後ろの席で、しかも大きな声で、携帯電話で会話を始めました。これは不快そのものです。が、これまたうるさいという勇気があるわけでもなく、またしても放置していたわけですが、この時も通りがかりの車掌さんが、「前の席にお客様が乗っておられますので、デッキでお願いします」ってちゃんと注意してくれました。正直、走行中の揺れる新幹線の中で、デッキまで歩くのも大変そうなおじいさんでしたが(そういう意味ではちょっと問題??、笑)、特に何か言うわけでもなく、素直にデッキへと歩いていかれました。

 電車内で、車掌さんが注意するのは当たり前のことかもしれませんが、私は非常に評価したいことだと思っています。世の中、「注意する」という行為には常に「逆ギレされる」というリスクが付きまといますから、車掌と言えどもなかなか勇気がいる行為だと思うからです。もちろん、見るからにあちらの世界の方とわかる人にまで注意をすることはないのかもしれませんが(笑)、私が遭遇した2人の車掌さんはともに高圧的でなく、優しい問いかけで注意されていましたので、好感も持てました。

 ただ、車内のマナーは、鉄道会社の責任と言うわけではなく、社会全体の責任と考えていますので、車掌さんに責任を押し付けるのではなく、我々が本当は注意できないといけないとは思います。
 しかし、なにしろ勇気がない・・・・、情けない・・・・。そんなことを考えると、アッテンボローさんの行為には、頭が下がります。

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2007/04/12

セクシーダイエットと抜け毛予防をカードローンで??

 このところ、更新するのをかなりサボっていたわけですが、その間にとんでもない量のトラックバックスパム、コメントスパムが届いて頭にきていました。これが、有名ブログに対してならともかくも(笑)、こんな零細ブログへせっせと送ってくるのもどうかしていると思います。
 ニフティには、トラックバック、コメントを削除する際、「ニフティへ報告して削除」という機能があるのですが、これがまたせっせと情報を送っても、だからといって何か対策がされている手ごたえは全くないので、こっちも頭にきています。先日そのあたりについて、ニフティにメールしたのですが、「今後の対策に使わせていただきます」という、答えしかもらえませんでした。さすが、顧客不在のプロバイダーらしい返事です。

 最近のコメントスパムは、海外からのもので、結構古い記事に対して送られています。削除されにくいと思われているのでしょうか。トラックバックスパムは、先日の「ダイエットと省エネ」という記事に山ほど送られてきました。まだ削除していないものにもスパムは結構残っていると思いますが、要するに表題の「ダイエット」という言葉で引っ掛けて、トラックバックのバラまきを行っていると思われます。私自身は、無関係トラックバックを容認する方針ですが、明らかに商売目的だったりアダルト系だったりした場合は、クリックして皆様に迷惑がかかることを懸念して徹底的に削除の方針です。

 そこで思いついたのがフィッシング詐欺ではありませんが、「スパムフィッシング」です。表題にえさをつけて、スパムを釣り上げ、プロバイダーへ報告してやろういう作戦です。今回は、セクシーダイエットカードローン抜け毛予防、と4つの餌をつけてみましたが、うまくいったら、拍手喝さい、うまくいかなかったら、所詮零細ブログの浅知恵ということで、笑ってやりすごしてください。
 そんなわけで、この記事は、「スパムフィッシング記事」ですので、無関係トラックバックは全てスパムと判断します。記事をちゃんと読んでくれたよいこの皆さんは、決して無関係トラックバックを送らないで下さい

 海外のコメントスパム対策のいい知恵はないでしょうか。誰かいい手があればぜひ教えてください。

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 追加記事:4月24日現在、12のトラックバックスパムを釣り上げました。コレにて魚釣りは終了させていただきます。トラックバックがしたい方もごめんなさい、コレにて終了です。

 追加記事:5月1日、今頃になって気付いたのですが、トラックバックを受け付けない設定にしたら、この記事のトラックバックが表示されないということに気付きました。「耳をふさいだNIFTY」と言う記事を書いた関係で、またしばらくトラックバックを受け付ける設定とし、スパムの数々を閲覧できるようにしました。それにしても、NIFTYの使いがっての悪さを改めて実感です!。

 さらに追加記事:5月16日現在、25のトラックバックスパムを釣り上げました。トラックバックを受け付けない設定にすると、トラックバックが表示されない難点がありますが、これにて本当に受付を終了します。

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2007/04/11

ブルータス、おまえもだろーが!

 トカゲのしっぽきりという言葉がありますが、これは弱い立場の人が、強い立場の人を助けるために犠牲になる、あるいは犠牲にさせられてしまうことを言うと思います。しかし、ここのところ、トカゲのしっぽならぬ、「最初にばれたもの切り」が世間ではやっているような気がしてなりません。かと思えば、各所から一斉に悪事をばらして謝罪する「一斉発覚・一斉謝り」すなわち、「赤信号みんなで渡れば怖くない」的発想もはびこっていますから油断できませんね。

 プロ野球西武の裏金問題。ここで私が指摘するまでもなく、そして、もうすでに多くの人がご指摘の通り、あんなことが氷山の一角であることは明らかでしょう。すなわち多かれ少なかれ、西武以外の球団も行っていたことに間違いありません。しかし、プロ野球各球団はだんまりを決め込み、西武の吊るし上げを見て見ぬふりどころか、吊るし上げに加担する有様です。本日、横浜の契約金の違反がばれたようですが、芋づる式に各球団の悪事がばれることを相当に各球団心配しているでしょう。私個人としては、実は希望入団枠というのに反対ではありません。しかし、それはあくまで各球団が性善説的であってこそのことであって、それが望めない現在のプロ野球では、確かにウェーバー+フリーエージェント短縮というのが現実的かもしれません。

 「発掘あるある大辞典」の捏造問題に端を発した、関西テレビの吊るし上げも相当なものだと感じています。あの手の捏造はおそらく各テレビ局やっていたはずで、関西テレビだけかといわれればこれまた氷山の一角でしょう。これも関西テレビを吊るし上げにして、自らは隠し通そうとしているのがバレバレで、納得いかないものです。確かに「あるある」の捏造は相当に悪質ですが、私からいわせれば「捏造」に限りなく近い「演出」はそれを自覚しないままに放送され続けていますし、「あるある」的検証方法で説得させようとする放送は未だに数多くあるのですから、(その危機感のなさに)びっくりしてしまいます。

 そういえば、世間を騒然とさせた「耐震偽装問題」。一応、姉歯建築士が悪いということになっていますが、いわゆる「偽装された非姉歯物件」、あるいは、非姉歯の建築士の方々というのはどうなったのでしょうか。あの事件も、結局のところ、発覚した最初の人たちを見せしめ的に処罰して終わってしまったような気もしますが、実におかしな話ですね。

 そんな例とは対照的でありながら、それも作戦か?と思わせるようなのが、「一斉発覚・一斉謝罪」でしょうか。最近で言えば、原発でのかなり危険とされる事故の報告がされていなかったというのが問題もそのひとつでしょう。あれが1つの原発で起きていたことであれば、その所長、あるいは電力会社の社長一人が吊る仕上げを食って終了するのでしょうが、(いいことか悪いことか??)いろんな原発でいろんな危険な事象が隠されていたことが発覚し、その問題性というか、責任の所在というか、いろいろありすぎて実に曖昧になってしまったような気もします。私自身は、原発反対派で、今回のことでさらに問題ありと感じている一人ですが、それにしても、曖昧にして済まされるような問題でないことは、原発賛成派の方々でも同様でしょう。

 「ブルータス、おまえもだろーが!」って言いたいことが多々ありますが、徹底的にだんまりを決め込むか、「いいえ、あいつも、こいつも、そいつも、みんなそうですよ、私だけじゃないですよ!」って開き直ることになるんでしょうか。吊るし上げにした人を隠れ蓑にするのも問題ですし、みんなが謝罪し始めたら、乗り遅れないようにドサクサ紛れに謝罪するのも、いずれにしても感心できるよなものじゃありませんね。

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追加記事:海外からのスパムメールがやたらと送られてくるため、このページのコメント欄を閉鎖します。NIFTYは全く何も対策をとりませんな(怒)。

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