ミシュランの☆の数
レストランの格付け本「ミシュランガイド」の東京版が発表されているようです。世界的権威があるこのガイドブックですが、その☆とりにいちゃもんがついているあたりは、さすがにネット社会を感じさせます(ミシュラン3つ星「すきや橋 次郎」 「最悪」から「絶賛」までの評判)。テレビ番組で、「次郎の寿司はまずい」なんて絶対言えませんから・・・。
私の食に対する考え方を、以前書いたことがあります(無駄論的美食倶楽部(1)、無駄論的美食倶楽部(2))。中身はそれほど無い文章ですが(笑)、そもそもおいしさに絶対はなく、その人にとっておいしければいいのではないかという結論でした。したがって、その考え方からいけば、このミシュランの格付けは何の意味もありません。ミシュランの社員の舌と私の舌は違いますし、サービスにしても、私のようなショーもない人間が期待するサービスと、えら~い方々が期待するサービスは違うのでしょうから。
まあ、ただそのお店の、「格」というものの評価にはなるでしょう。日本人にとって「格」と言えば、値段と歴史(老舗)だけが問題でしたが、「格」にあぐらをかいた店に対しては一石を投ずるものになったのではないでしょうか。高級料亭といいつつ産地偽装や賞味期限の改ざんをしているような、老舗では話になりません。過去の歴史ではなく、今が評価されるミシュランガイドは、そんな「格」の番人としての役目がありそうです。
とは言っても、評価というのはやはり自分自身でなされるべきでしょう。実際に「次郎」に行って、寿司を食べる以外に評価の方法はありません。が、お一人様3万はかかるんですよね、この店・・・、二人で行っても6~7万?でしょうか。こりゃ、確かめようはありませんね。
☆のついた安い店というのはそうそう無いでしょうから、ミシュランの☆の数は、憧れのバロメーター、味を云々すること事態、下衆なことかもしれませんね。
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