残念ながら、ねじれは民意・・
どうも素人の私には、現在の政局がよくわかりません。衆議院が連立与党、参議院が民主党が過半数をとっているねじれ状態というのはわかるのですが、お互い原則論を貫くわけでもなく、建前論をいくわけでもなく、本音を戦わせるわけでもなく、どうなるのですかね。それにもまして、われわれ国民は結局どうしたいのか、これが全く見えてきません。
最も早く、このねじれを解消するには、衆議院を解散して、民主党が過半数をとることでしょう。これが不思議なことに、自民党が衆議院選挙でどう頑張っても、ねじれは解消しません。衆議院選挙で与党が過半数を取って、それが民意だといわれても、参議院の民意を無視することはできないでしょう。つまりむこう三年間はねじれたままです。
というか、衆議院選挙でたとえ与党が過半数を取ったとしても、現在のような三分の二を確保するような大勝は期待できません。だったら、与党は堂々と衆議院の優越を使ったらどうかと思うのですが、これが本来法的根拠のない問責決議案が出されるからできれば避けたいって、これもよくわかりません。なにしろ衆議院を解散したところで、民主党が勝たなければねじれは解消しないのですから。
何が言いたいかというと、テレビで解説者などがよく言っている「大事な法案について、ねじれの中で政局にしてはいけない」という言葉が納得いかないということです。この言葉を素直に聞けば、与党と、野党が話し合って、妥協しなさいということですから、まさに「大連立大賛成」のはずではありませんか。ところが、先の大連立の話のときは、せっかくのチャンスを棒に振った的な論調は全くありませんでしたし、国民が望んだという雰囲気もありません。
大連立が問題だというのであれば、自民党は衆議院の優越を使う、民主党は、徹底して参議院で法案を蹴散らして解散に持ち込む、すなわち、徹底して政局にするしか打開の方法は無いのではありませんか。それこそが、衆議院選挙で郵政解散した時、自民大勝させた民意と、参議院選挙での記録的自民の大敗をもたらした民意の結果だと思うのですが違うでしょうか。その間、法案が通らないのは、政治家の怠慢でもなんでもなく、残念ながら民意の結果です。
私はどう考えているかといえば、先の参議院選挙の結果は、むこう三年間、民主党(あるいは非自民)に政治をやらせてみようという意味だったと感じていますから、何とか解散に追い込み民主党を勝たせる以外に方法はないと思っています。その間の多少の駆け引きは、目をつぶるしかありません。
やっぱり自民党でないとダメだと感じている人は(先の小沢騒動で私もちょっと感じていますが・・・オイオイ、笑)、残念ながら参議院選挙でああいう民意を表してしまった以上、三年間強引国会が行われるのを我慢するしかありませんね。
ということで、久々にねじれた屁理屈をこねました。私の書いた記事の意味がわからない方、決して異常ではありませんのでご安心ください。
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