むなしきかな(4)
最近テレビを見ていて気になるのが、やたらと放送される、テレビ番組の予告・宣伝コマーシャルです。提供各社のコマーシャルをさしおいて、自社テレビ局の番組の宣伝を流したり、或いは別番組に積極的にゲストとして出演者を出して宣伝するなど、テレビ局の必死さが伝わってきますが、ある意味むなしき話です。
詳しくは知らないのですが、ドラマ等の番組の宣伝を流すのは、決して提供各社のコマーシャルをさしおいているわけではなく、提供が少なくてあいてしまうんだとか・・・。そんなあいた枠に視聴率を上げるために番組宣伝のコマーシャルを入れ、本物のコマーシャル提供社をなんとか確保するという作戦のようですが、なかなかマスコミの大王のはずのテレビの世界も厳しいようです。
番宣コマーシャルはまだしも、主役級の俳優・女優が、朝もはよから、ニュース・報道番組に呼ばれて、番組の見所を宣伝させられているのは、個人的には実にむなしき光景です。バラエティ番組のゲストとして、なんでこの人が出てるの?なんて思ったときは、たいてい新番組の番宣です。番宣が元の番組の一部を食ってる場合もあり、むなしいというか何というか、一言で言うと、うっとうしいことこのうえなしです。
原因が、景気低迷による提供の減少や、ネット業界に宣伝費を食われている現実があるのでしょう。ただ、あくまで個人的な意見ですが、番宣だらけの番組や、いい場面でのコマーシャル突入といった手法がふんだんに使われている、提供社のための番組は、上記の通り正直うっとうしいので、あまり見たくないのが現実です。これはむしろテレビ局の意図とは逆のはずです。こういう負の循環が起きていることは実にむなしき話で、誰かが気づかないと、ますます泥沼に落ちていく・・・・、そんな気がしてなりませんが、民放の皆さん大丈夫ですか。
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