むなしきかな
先日地元岐阜に帰ったときのこと。
家では焼き肉パーティーとなり、岐阜のブランド牛、飛騨牛を食べることになりました。
これがまた、以前からなのか、最近なのか、例の偽装事件以降なのかわかりませんが、買ってきたお肉には、わざわざちゃんと「飛騨牛・5等級」と表示されていました。まあ、正真正銘の飛騨牛だということなのでしょうが、ああいう事件後ですと、なんとなくむなしい表示です。むしろうさんくさいというか、いろいろとかんぐってしまいました。
というのも、買ってきていたお肉、その産地・等級の表示に似つかわしくない、ちょいとお安めのものであり(母がけちったらしい!)、それよりもなにも、そんなにおいしくない・・・・・。うむむ、偽物か・・・・・。
もちろん、5等級の飛騨牛とはいえ、肉の部分や、加工日などによって、大きく味は変わるのでしょうし、もちろんいい肉を買ってきたとしても、味は調理した者の責任ですけどね。まあ、味付けは塩を振っただけ、振ったのは私・・・。悪いのは私ですか?・・・。
偽装がされていて、値段が高くなってしまったお肉を、表示だけを見てありがたがって食べる。そして、味の違いがわからない。わからないから、また偽装する・・・、というのが、この手の問題の悪循環でしょう。今回の私の経験は、5等級だろうが、飛騨牛だろうが、「安かったら、まずかった(もとい、おいしくなかった)」と言う話で、あまり問題性が無いような気もしますが(笑)、あらためて、ブランド狂の日本人に問題を感じますし、一度うさんくさいと思ってしまうと、ブランドの表示というのは、むなしい限りです。
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