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2008/09/30

後ろ向き企業戦略

 昨今、家電量販店などでは、価格の10%ちかいポイントがつくのが当たり前になっています。たまにパソコンなどの大物を買った後、かなりのポイントがついて、ほくほくになることがありますが、このポイントの上手な使い方をお教えしましょう。まあ経済素人の私ではありますが、ちょいと、このポイント還元のからくりに気づいていたことがあるのです。

 からくり・・・、それは、商品を買ったときに、店員さんによく尋ねられる、ポイントに関する言葉に凝縮されています。

「ポイントは貯めておいてよろしいでしょうか?」
うむむ、この言葉に騙されてはいけません。

 ついつい人間の心理として、ポイントはたくさんためてから、大物をただで手に入れようという気になってしまっていませんか。これはまさに量販店の思う壺です。量販店にしてみれば、ポイントはできるだけ使ってもらわない方が特に決まっています。ある意味借金しているようなものですから、その支払いが後になればなるほど、あわよくばそのまま使わずにいててくれれば、絶対にお得というわけです。

 逆に客の立場から言えば、ポイントを使う機会があれば、貯めておくのではなく、すぐさま使った方がお得と言うことになります。ポイントは貯めていても利子は付きません。したがって、いつ、使うかわからない、しかも極めて使い道の限られているポイントを貯めておくよりも、早めに使ってしまった方が断然お得というわけです。(もちろんポイント消費のために、いらないものをわざわざ買ったら、それこそ店側の思う壺ですが・・・。)

 おそらく10%還元と言っても、潜在的に使われないポイントが、統計学的にある確率で存在するはずでしょうから、量販店にとっては、もう少し少なめの還元にすんでいるに違いありません。もちろんポイントの最大の効果は、次買うときに同じ店に来てもらうためなのでしょうが、それにしても10%近い還元は大きいのでは?と感じていた私が探り当てた一つの答えが、このあたりにあったということになりましょうか。

 それで、私が一体何を言いたいのかと言えば、なぜ量販店の店員は、

「ポイントは“使う”でよろしいでしょうか?」
とは言えないのかという1点につきます。

 おそらく、会社としてのマニュアルか何かにそう対応しろとされているに違いありません。ラーメン屋さんでも、「ラーメンと餃子とライス」等と頼むと、「それでしたら単品で頼むより、ラーメンセットの方がお得です」なんてちゃんと教えてくれると思うのですが、どうなんでしょうか。ポイントを使えと言っているのに、貯めるのであればそれは客の勝手です。からくりまでいちいち説明しろとは言いませんから、まるで客を騙すような?誘導をせず、もう少し前向きな対応はできないものかと考えた次第です。

 このあたり、屁理屈屋の私だけが思っていたことならいつもながら申し訳ありません。正確な解答をお持ちの方は是非教えてください。

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2008/09/24

雨男・雨女

 Wikipediaあたりを調べてみると、雨女というのは妖怪なんだそうですね。雪女は知っていますが、雨女は知りませんでした。俗に、雨男・雨女と言えば、何か行動を起こすときに必ず雨をもたらす人のことを言いますが、一言で言えば、私のことであり、うちの嫁のことらしいのです(笑)。ただし、お互いに本人は雨男雨女だとは思っておらず、嫁は私のことを、私は嫁のことを、それぞれ雨男・雨女と確信しているというのが実態ではあります・・・。

 なぜこのような話を書いているかというと、「ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘」さんのブログで、「家族旅行に行くので、雨が降らないようにコメントを寄せてほしい」という企画記事があったからです。この記事に対し、まあ、私自身は私が雨男とは思ってはいないものの(笑)、何かあってはならないと感じコメントを差し控えた旨を旅行後にコメントさせていただきました(笑)。

 さて、我々夫婦の旅行などの「風雨歴」・・・、あまり思い出したくはありませんが、正直言えば多すぎて、普通の雨はほとんど忘れました(大笑)。

 大阪の海遊館へ行く道中、台風真っ直中でした。当時、自動車のナビもいい加減なもので、台風がぐるぐる回るのと同様、どこで降りるのかよくわからず、阪神高速をぐるぐる回ってしまいました。ナビ通りに高速を降りたら、料金所のおじさんが、おつりを間違え、余分にくれるという、うれしいハプニングが有りましたが、そのままナビの言うがままに乗っていたら、また阪神高速に戻されて、結局料金チャラになると言うまあなんというか・・。何とか台風はやり過ごしましたが。

 錦帯橋で有名な岩国、雨でした。岩国城は山城で、錦帯橋をわたる券にロープーウェイの料金も入っていたかと思いますが、せっかくの景色は何も見えず、要するに雲の中・・・。
数年後、気を取り直して再度訪れた岩国。旅行前に地震があったらしく、岩国城の石垣が崩れたとのことで、城に近づけず・・・(雨男雨女とは関係ない?)。

 下関で、ふく三昧!!、タクシーに乗り、「下関水族館へ」と言ったら、「水族館なら台風で流れちゃったよ」・・・・。普通、台風で水族館流されますか???。まあ、旅行のその日に台風が来て、水族館が壊れたのであれば、我々の責任ですが(?)、流れたのはずっと前で、我々の下調べ不足に過ぎませんが。ついでに、そのタクシーの運転手に、とあるロープーウェイへ行ってくださいと言うと「今日は強風で止まっているよ」・・・、結局、その運転手の言われるがままの地元観光をする羽目に・・・。その頃から、私は嫁のことを「風子」とも呼んでいます。
 ちなみに、こちらも数年後、新しくなった下関水族館「海響館」を訪れることになります。

 箱根のロープーウェイ、ものすごい強風でも止まることはなかったのですが、逆にものすごい揺れにおそわれるという恐怖体験をさせられました。あれは、遊園地のアトラクションのたぐいなのでしょうか?。風子パワー全開。

 その他・・・
鎌倉、行くたびに雨。
仙台松島、雨。
長崎、雨。

 新婚旅行で訪れた沖縄。空港に降り立つなりものすごい「雷雨」。早速旅程変更・・・。我々夫婦の今後を暗示していたのでしょうか、それとも雨降って地固まるというべきでしょうか。嫁の名言「雨降って“じじい”固まる・・」とは関係ありません。

 そして、今年というか先日、やっととれた9月の夏休みに、篤姫ブームでわく鹿児島へ行ってきました。正直これほど夫婦で大河ドラマにはまるとは思ってもいませんでした。しかし、鹿児島といってピーンときた方もいらっしゃるかも・・。

 そう、台風13号、我々が旅行を決めたのを察知したのか、台湾から中国大陸への北上を急遽90度東へ向きを変え、沖縄、九州へ向かってきました。到着した日は雨、かろうじて桜島が見えたのが奇跡だったかもしれませんが、翌日は、土砂降りの大雨・・・。宿泊した指宿を後にしたら、南鹿児島がとんでもない大雨に見舞われていたようで、大変申し訳ありありませんでした。その後も我々が帰った飛行ルートをなぞるがごとく、台風が東へ突き抜け、太平洋沿岸の方々にも、大変ご迷惑をおかけしました。多少なりとも四国の早明浦ダムはじめ吉野川水系に雨を降らすことができたのは、お役に立てた???かもしれませんが・・・。

 実は、旅立つ当日、ANAの方は例のシステムの故障で大変なことになっていましたが、我々はJALで助かりました。また鹿児島は問題ありませんでしたが、沖縄奄美地方は厳しかったかもしれません。また我々が帰ってきた翌日が台風最接近日で、翌日だったら飛行機が飛ばなかったかもしれません。これらに引っかかった方は大変だったでしょうし、あるいは旅行そのものの中止されたかたもいらっしゃったかと思いますから、まあ、我々夫婦はまだいい方だったのかもしれません。
 台風が来たのは我々のせいではないような気もしますが、まとめてこの際謝罪させていただきます。申し訳ありませんでした。

 ということで、「ベンチャー企業社長」様のコメントでも書いたのですが、雨を待ちかねておられる地域の方、是非我々夫婦を旅行に招待してください。おそらくお役に立てるかと思います。まあ、降水確率は50%程かと思われます。まさに、当たるも八卦、当たらぬも八卦、効果の程について一切の責任は負えません。

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