後ろ向き企業戦略(2)
先日、某モバイル通信の解約を行いました。
なにしろ、5年以上前に契約していた機種の速度があまりに遅い128kbp・・・。近年、モバイルでもM時代、というわけで、別の速度の速いEM社の機種に変更しました。
そんなわけで、前社の解約を行おうとしたのですが、これがめんどうくさいときたものです。
先日その会社のホームページを見ていたら、契約の「中断」などのボタンがあったので、ネットで簡単に解約できると思いこんでいたのですが、これはあくまで中断で、解約とは別物でした。
それで、解約方法がなかなか見つからなかったのですが、なんとか探し当て(おそらくわざとわかりにくくしてある、たぶん)その方法を見てびっくりでした。
まずは、解約のための専門の番号へ電話をかける、その後、自宅へ解約の書類を送るから、そこに必要事項を書いた上に送り返せと言うのです。一応、この手続きを踏めば、電話をかけた時点で解約となるようですが、まあ回りくどいというか、なんというか、往生際が悪いというか・・・。
それで早速その電話にかけてみると、これがまた自動音声ガイダンスになっていて、なかなか行きたいところに行けない・・・。解約の前に、サービスがあるから聞けとかなんとか、正直いい加減にしろという感じでした。
やっと、自動音声からヒトに変わって解約のための手続きをとりました。しかし、解約には2100円の解約金がかかるっていうからまたまたびっくりです。全く理解していませんが、いつのまにか1年ごとの更新制になっていて、相当にタイミング良く解約しないと、必ずとられる仕組みになっているようです。契約時の説明では、最低1年(or 2年?)使わないと違約金が発生とか何とか言われていたような気がしますが、5年以上も使って結局とられる羽目になったわけです。
そして最後に、向こうの方が、「よろしければ、解約の理由をお聞かせ願いませんか」というので、「もう使いませんので」と答えたのですが、この受け答えが意外にうちの嫁に評判がよかったのが理解できません。私は普通に答えたつもりですが、「正直に「「遅すぎるんだよ!!」」って言わないんだ・・・」って、常にけんか腰のあなたじゃないの!!。
3日後、その解約のための書類が送られてきたのですが、コレが見てびっくりの代物でした。てっきり解約に対する嫌がらせで、必要事項が山ほどある大きな書類が送られてくるかと思っていたのですが、送るべきものははがき一枚のみ。必要事項は、すでに届けてあるはずの、連絡先電話番号のみでした。たいしたことなさ過ぎて、逆に嫌がらせであることは明白でした(私見)。こんなことくらいなら、ネットだけでも、電話だけでも、解約は全く問題ないでしょう。
通信業界も競争が激しいのでしょうが、解約時の潔くないこの見苦しさは、日本人の美学に反するとは思いませんか。誰かの嫁ではありませんが、サービスが悪いから解約されるわけで、こういう後ろ向きの嫌がらせは何とかしてもらいたいものです。
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