« 医学博士 | トップページ | 派遣会社の存在意義 »

2008/12/10

美味しんぼ的客の話

 「美味しんぼ」と言えばグルメブームの火付け役となった漫画です。その美味しんぼの話の一つのパターンとして、主人公の山岡らが、お店で無礼を働く店員や客、或は誤ったうんちくをたれる人間をたしなめるというものがあります。
 とあるお店で、そんな漫画に出てきそうな?、典型的な変な客を見かけましたのでここで書いちゃいましょう。さすがに山岡ばりにその客をたしなめることはありませんでしたが・・・。

 先日とあるイタリアンのお店に嫁と出かけた時のことです。食事半ばというところで、二人づれの男性が入ってきました。そのうちの一人、もう一人の男性に「社長」と呼ばれていたその客の話です。そのお店に来る前に、どこかで飲んでいたらしく、ある程度できあがっている様子は見て取れました。

 まずは「社長」、ワインを注文します。「おい、ワインもってこい!」、お店の人に「赤にしましょうか、白にしましょうか?」と問われると、「赤だなあ」と答え、「ご予算は?」との問いには、「予算っておめえ、安いやつだよ」・・・、美味しんぼ的には「一番高いやつもってこい!」と言うのを期待したかったのですが、社長の割にお金にはシビアなようで・・・。そしてワインにたいしてうんちく一言、

「オレ的には、ワインはやっぱりボジョレーヌーボーだな・・・」
うむ?、むむむ?、山岡がいたら、ここで一つっこみあったかも・・・。

 運ばれてきた(安い?)赤ワイン。一口くちに含み「渋いなあ・・・」とやや不満げな「社長」。つまみに出された生ハム(たぶん切り出したパルマハム)を見て一言、

「おい、これ味付けはどうするの?・・・」
うむむ、生ハムに味付けですか?、よくわかりません。しかし、「そのままお召し上がりください」と言われたのが気に入らなかったのか、ただの味覚障害なのか、一枚食べた後に、
「おい、塩もってこい、塩!!」
とやっちまった。当然のことながら不満げな店員さんが塩を持ってくると、まあ、それをちょんちょんとつけて生ハムをお召し上がりになっておられました。

 さらに次のご注文は、「おい、アンチョビ的なものないか?」と。シェフが「ピザにしましょうか?」と言うものの、

「ピザ??、アンチョビ的というか、アンチョビそのものを持ってこい!!」
・・・ここまでくると、まったく理解不能です。まあ、ただの塩気好きということでしょうか。それが転じて?、先ほどの味の薄い?生ハムのことに逆戻りして、
「おい、別に文句が言いたい訳じゃないけど、料理なんだから、(生ハム)そのままじゃなくて、なんか味付けしないと・・・、さっきの持ってきた塩はどこの塩なんだ?、オレは塩にはうるさいんだ!・・」
十分文句言ってます。ちなみにアンチョビはそのものが出てきたわけでなく、トマトが添えられ、バーニャ・カウダ風??(食べてないのでわかりませんが)にされてました。

 私的に「美味しんぼ風」うんちくをたれれば、日本で市販されているスライスされた生ハムは、水飴やアミノ酸類が添加され、かなり甘めに、しっかり味がつけてあると思われます。ついでに言えば、保存料はもちろん、発色剤を使って赤く輝いているものも多いように思われます。ともすれば、本物の生ハムは、味が薄く、ついつい「塩もってこい!」と言いたくなるかもしれません。それをお店で言うかどうかは別にしてですが・・・。それこそ美味しんぼ風にいうところの、化学調味料漬けにされている日本人からすれば、当然??のような、そうでないような??・・・。

 ということで、そんな客の隣で食べていた我々夫婦が、嫌な思いをしたと思われるかもしれませんが、意外にそうでもありませんでした。社長の発言があまりにも面白いので、こうしてネタにできていますし、山岡のように怒れてくる程、食へのこだわりはありません。むしろ店員さんたちは(当たり前ですが)怒り心頭で、おかげさまで、我々夫婦には優しいのなんのって、めちゃくちゃおいしいパスタを勧めてくれて、大変いい気分で帰路につくことができました。

 ちなみに私は、ボジョレーヌーボーを飲んだことはありませんので、それがいかにおいしいものなのか、全くわかりません。それとはまったく関係ない話ですが、柿をつくっているうちの親戚のおじさんの話です。

「早生柿(わせがき、いわゆる収穫時期の早い品種の柿のことらしい)は、新ものだからめずらしくて高く売れていいんだよなあ。まずいのに・・・。」
ワインの話とは関係ありません。

 人気blogランキングに登録しています。ぜひ清きクリックを!
 ↑↑クリック!
 BlogPeople「自然・科学」ブログランキングにも清きクリックを!
 ↑↑クリック!

|

« 医学博士 | トップページ | 派遣会社の存在意義 »

コメント

  冬晴れですが、寒いですねぇ・・お疲れ様です。・・18歳の時、自分は、大きな事故で脳挫傷!1ヶ月間の意識不明・・奇跡の生還でした。可愛い・面白画像・動画等で毎日更新中で、自伝ブログも【サラリーマン編】突入してます!・・ 夏休みも終わったこの日12/18書き:【ベートーベンが絶望を勝ち越え書き上げた作品「歓喜の歌」】・・・前妻は「膠原病」(他界)・自分は「脳挫傷」・母は「脳梗塞」(2級障害者)姉(長女)は「小児麻痺」(2級障害者)として誕生し、我が家は障害家族の様・・でも、笑顔・絶やさずに頑張ってます。・・自分は静岡県在住 40歳になりました。 現在は建築現場監督休業してます。ブログは、学生編も終わり、サラリーマン編で書いてます。自分の学生編当ブログにも、当時の写真・面白い・可愛い・画像・動画ありますので、時あれば、楽しんで見てやって下さい。 18歳時、大学合格後・交通事故にて脳挫傷で1ヶ月意識不明・・CT検査(脳の断面レントゲン)では一時は脳が半分に・・ 人からは分かりにくい障害持ち奇跡の復帰!しかし.社会に出て絶えない苦 労ですが、楽観主義で闘ってます!よろしければ、コメント等、いただけたら幸いです。


  



投稿: 智太郎 | 2008/12/19 22:46

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/45497/43382964

この記事へのトラックバック一覧です: 美味しんぼ的客の話:

» 視聴率初の1ケタになった新春かくし芸大会 2009ハプニング映像 [視聴率初の1ケタになった新春かくし芸大会 2009ハプニング映像]
毎年恒例になった新春かくし芸大会 2009年は初の生放送でかくし芸大会が放送され [続きを読む]

受信: 2009/01/04 13:50

« 医学博士 | トップページ | 派遣会社の存在意義 »