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2009/07/02

大型薄型テレビ購入顛末

 ついに我が家のテレビが、アナログからデジタル化されました。ついでに今流行の「エコ」の象徴たる、液晶テレビの購入により、南極の氷も解けなくてすむのでしょうか(そんなわけなし!)。

 今まで我が家にあったテレビは、1992年生のSHARPのブラウン管テレビです。ちなみに音声はステレオではありません。大きさは、正確に表現できませんが、20インチくらいでしょうか。さすがに古くなってしまったのか、最近、画面の上1/5位が急に収縮するような画像になり、人の顔で言えばちょうど”おでこ”のない人物であふれるという怪奇現象が続いていました。エコポイントのこともあり、この際新しいテレビを買おうということになり、何度も量販店に通うことになりました。

 そこで考えさせられたのが、メーカーや、量販店の購買意欲増進策の数々です。結局のところ、私はその策略にはまってテレビを買うことになるわけですが、「人はこうやって騙されて物を購入するのか・・・」ということをいろいろ経験するこのになったというのが本日のお話です。

 我が家には一応ビデオデッキがあったのですが、これをテレビにつなげると、ただでさえ悪い画面が、相当に悪く見るに絶えない状態であったためつなげておらず、録画というものがずーっとできない状態でした。そこで、今回、録画のための道具も買おうとしていたのですが、そんなおり、目に飛び込んできたのが「ハードディスク内蔵型テレビ」です。ある日の量販店でのテレビの物色の際、店員に、「録画も簡単ですよ」という話をされたため、かなり候補の上位になったのですが、別の日に同じ量販店に行ったときの店員の説明は、全く逆になっていました。

 私「ハードディスク内蔵型はいいですね」
 店員「いやー、本当に操作が苦手なご年配の方しかお勧めしません。やはり、別にレコーダーをご購入いただくことをお勧めします。」
 私「内蔵型は何かまずいのですか?」
 店員「ハードディスクが故障しますと、テレビ本体を修理に出すことになってしまいます。ハードディスクも寿命がありますし・・・」
 私「寿命??、どのくらいなのですか?」
 店員「まあ、3年くらいで壊れますね・・・

 「お宅の店の商品、3年で壊れるようなもの売ってるんですか!」と突っ込みをいれようかと思ったのですが、まあ明らかに別にレコーダー購入へ誘導されているなあと感じ、その店員からは離れました。確かに、コンピューターのハードディスクもある日突然ということがあるわけですが、3年で故障を宣言する店員も店員です。そんなこといったら、レコーダーのハードディスクの寿命はどうなんでしょうか。よくわからんですね。少し時が過ぎ、現在、内蔵型テレビの録画部分は、テレビ本体からはずせるような仕組みになってきているようですが、あの店員はまた別の手段で、レコーダーを売ろうと策を練っているに違いありません。

 我が家は、テレビが置けるスペースの関係で、32型を考えていたのですが、量販店に行くと、とんでもない大きな画面のテレビがたくさん置いてあり、32型が随分小さく見えました。しかし、32型はざっと新聞紙を広げた大きさであり、間違いなく小さくはありません。我が家の古いテレビに比べれば、馬鹿でかいテレビです。
 しかし、この32型テレビの説明に書かれている、大きさの目安にはびっくりしました。

~4.5畳の部屋用

 おいおい、4.5畳はないでしょう。広げた新聞紙の大きさですよ。4.5畳の部屋においてもそれはその人の勝手ですが、6畳だろうが8畳だろうが、10畳だろうが、十分な大きさでしょう。そもそも4.5畳と書いてある前の「~」はなんですか?。ドラえもんの寝床の押入れにも32型を置きますか??。ちょっと考えるに、4.5畳用はあまりにひどいうたい文句だと感じるのは私だけでしょうか。

 いろいろとテレビの機能、グレードを調べてみますと、今のはやり文句は「倍速」「フルハイビジョン」あたりのようです。最近ソニーが「4倍速」をテレビCMでアピールしていますね。まあ、そんなことを言われたり知ってしまったりすると、少しでもハイグレードのいい物をと思うわけですが、ここでも、しっかり心をくじかれました。

 私「32型で、倍速、フルハイビジョンってないんですか?」
 店員「基本的に、37型以上を大型テレビと言いまして、32型は小型のテレビになります。37型以上であれば、たいてい倍速、フルハイビジョンとなっておりますが、32型は一部の機種のみですね。スペース的に問題がなければ37型以上をお勧めしますが。この40型はいかがでしょうか・・・」

 だ、か、ら、新聞紙を広げた大きさは、十分大型テレビでしょ!!。小型のテレビとは何事ぞ!!。要するに、目を凝らしてみれば、倍速フルハイビジョンの方が画像がいいのでしょうが(それ自体、或いはその技術自体を否定しませんが)、32型くらいであれば、さほど問題がないということでしょう(地デジレベルなら。こだわり派の方を否定しているのではありませんのであしからず)。最低限、1992年製のブラウン管テレビの画像よりは、いいに決まっています。
 
 これまたその説明を、「大型」「小型」という言葉で表現するのはいかがなものなんでしょうか。なんか、かなり馬鹿にされてるみたいでいやですね。四畳半の古アパートにお住みの方は、小型テレビでもどうぞってな感じですか。それでいて、しっかり新聞紙広げたサイズで、店員の言われるがままレコーダーと一緒に買えば下手したら20万くらいかかりますよ。これは、高利貸し並みの悪徳商法ですね。

 結局、我が家は、嫁と相談の上、半年型落ちの(在庫処分セールだったのか??)BD内臓亀山モデル32型に落ち着きました。四畳半の部屋ではありませんが、32型です。くどいですが、新聞紙を広げた大きさがあり、決して小型テレビではありません。なんとなく、慣れるともう少し大きい型でもいい?と思うような気がするのが一抹の不安ですが、録画編集なんて全く考えていない(見れない番組を撮っておければいい)我々には十分すぎる買い物でした。

 ということで、家電を買うにも、随分いろいろな仕掛けがあるものです。これを私は霊感商法と同じと考えているわけですが、このあたりの記事(霊感商法とエコ商法)もご参照の程。

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