借金は財源の根拠か?
選挙モードに入り、自民、民主の中傷合戦が繰り広げられています。私個人は、自分たちの政策を訴ええるべきで、他方の足を引っ張るのは見苦しいと思っていますが、まあ、自分たちに自信がなければ、他方を非難するしかありませんか。一種の駐禁症候群ですね(派閥論と駐禁症候群)。
ところで、民主党の政策に対する自民党の批判の一つに、「財源不明確」というものがあります。何事も、いいことを言えば、受けがいいわけですが、お金のかかる事に関しては、財源をはっきりさせなければなりません。野党であれば、「無駄をなくせば財源が確保できる」と言いっぱなしていればいいのでしょうが、民主党が政権をとった暁には、計算どおり(計算していない可能性もありますが、笑)に財源が確保できるかどうかは、結局のところよくわかりません。最低限、財源は奪わないと獲得できないでしょうから、民主党に各方面とのけんかに勝つ力があるかどうかは全くの未知数といえるでしょう。
それはそれとして、自民党の批判そのものはどうなんでしょうか。確かに「民主党の政策は財源不明確」と言うだけあって、自民党の経済対策の財源ははっきりしていたといえるでしょう。
要するに、国債ですよね?。今回の対策だけではなく、いつの間にか800兆?もの借金を積み上げているのですよね。これは見事な、根拠ある財源確保と言えそうです(笑えない・・・)。
まあ確かに、国債は、誰が返すのかよくわかりません。もちろん、国民は借りた覚えがないのですから、国債を発行しても、それほど怒る人もいません。いずれ、”国”が返してくれると思ってますし・・・。
そんな、国民の意識に便乗して、借金を積み上げてきた責任政党が、他党の財源確保にとやかく言う資格があるのかどうか?、私は大いに疑問です。
借金は、返済計画があってこそできるはずです。今のところの返済計画は、「いずれ誰かが返す」ですか?。麻生財閥が払ってくれるわけではないんですよね。そろそろこの返済のこと、国民一人一人が真剣に感じ考えないと、また借金を繰り返すことを許してしまうような気がしてなりません。それは、自民党ではなく、民主党であっても同じでしょう。国債を減らす事に関する強いメッセージを、民主党から感じることはまったくできないですから・・・。
「増税より、まず無駄を省くこと」と、民主党は訴えています。そのとおり!とは思うのですが、それだけで借金までしっかり返していけるのでしょうか。まあもちろん、増税しても今の使いきり体質では、無駄遣いが増えるだけでしょうが・・・。
私の意見を総論として極論すれば、「借金するくらいなら、借金のための借金をするくらいなら、増税してくれたほうが気が楽」という意見です。目先の景気に気をとられ、膨大な借金を背負わされ、我々の知らないところで、さらなる借金が積み上がるくらいなら、少しでも返済していくことができたほうが、よっぽどましで気が楽だと思うのですが、皆様のご意見はいかがでしょうか。
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