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2009/08/06

原爆の日 オバマジョリティー 

 本日は64回目の、原爆の日です。
 本日は少し時間があったため、朝8時10分頃から式典の中継を見はじめ、8時15分から一分間の黙祷をし、秋葉市長の平和宣言、小学生2人による平和への誓いを聞きました。

 ノリピー失踪を相当に心配し、8時からのテレビのワイドショーに釘付けの妻に、「NHKに変えてほしいんだけど、原爆の日だから・・」と言ってみると「そうね」と言って、すぐにチャンネルを変えてくれたことは、正直、うれしかったですね。それで、夫婦そろって黙祷しました。2年前の原爆の日にも短いエントリーをしたのですが(原爆の日)、象徴としての「原爆の日」も、各テレビですべて中継し、国民を上げて黙祷すべきだと考えますが、どうでしょうか。

 昨今、日本にも北朝鮮の影響もあり、核武装論が強くなってきました。何の不安もない状況であればともかく、実際核爆弾が飛んでくるかもしれないとなれば、核保有論もありか・・・と考えなくもなかった私ですが、本日の原爆の日に黙祷し、改めて考えを元に戻し、核武装論などありえないという結論に至りました。核廃絶を世界で最も訴えるべき日本が核武装するということは、世界中の核拡散を認めることに他なりません。

 「Obamajority (オバマジョリティー)」、秋葉市長の平和宣言に出てきた言葉です。アメリカのオバマ大統領の、「核兵器を使った唯一の国として、核兵器のない世界の実現のために努力をする道義的責任がある」という内容の発言を支持し、我々は核廃絶のための活動をする責任があるとしています。この点を強調するため、世界の多数派である我々自身を「オバマジョリティー」と呼び、2020年までの核廃絶の実現を世界に訴えるというのです。オバマ大統領が、真の核廃絶論者であるかどうかは、不透明な部分がありますが、こうして、核大国アメリカの大統領を、核廃絶を願う多数派(Majority)の中に引き込むことこそ、核廃絶の活動そのものということになりましょうか。

 私は、私自身が、日本人として、オバマジョリティーの一員でありたい、一員でなければならないと考えました。心強いのは、それが多数派(Majority)であることであり、少数派(Minority)ではないということです。少数派たる核武装論者の方々は、N-Armainority (N(核)-アーマイノリティー、つづりは微妙ですが)とでも名づけましょうか。日本での、N-アーマイノリティーの方々は、非常に声が大きく、とてもMinorityとは感じないわけで、私も核武装論を考えなくもなかったことは上記の通りです。しかし、世界で唯一の被爆国である日本人の我々が、核のない世界を自ら放棄するという考え方には、やはり賛同できません。北の核武装にも文句が言えません。
 
 無論、オバマジョリティー、N-アーマイノリティー、ともに現実と理想のはざまで、それぞれに矛盾を抱えていることは事実だと思われます。そこに、真の答えを持つほど、私は考えがまとまっていません。しかし、総論は、オバマジョリティーです。1945年8月6日、原爆で亡くなった方々の願いは、核のない世界であると信じています。

 (原爆関連の広島長崎を南京にするな!もぜひ参照ください。)

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