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2009/10/08

生キャラメルのパクリ天国と花畑牧場

 生キャラメルなるものが昔からあったかどうか私は全く知りません。なにしろ、私にとってキャラメルと言えば、森永のミルクキャラメルしか知りませんから。

 それにしても、花畑牧場の大ヒット商品「生キャラメル」の売れ行きは、今でもすごいようですね。まあ、ミルクキャラメルと比べると、口どけと歯へのくっつき具合?が全く違います。ある意味、口どけがよすぎて、あっという間になくなってしまいますから、ちょっと損した気分になるようなならないような・・・。

 正直言うと、私はあまりいろいろな種類(味)を食べたことがないので、よくわからないのですが、先日の九州旅行では、マンゴー味の生キャラメル(宮崎そのまんま知事とのコラボでしょうか)が空港に売っており、なかなかの美味でした。嫁がここぞとばかりに大量購入(お一人様何箱までと決められていたようですが)してお土産にしていました。温度が上がるととけてしまうので、そこのところは、やっかいですが、まあ、おおよそお土産としての評判は上々というところでしょうか。

 ところで、以前、パクリは文化?なるエントリーをしておりますが、この花畑牧場の生キャラメルに関する、パクリというのも相当なものがありますね。もちろん、花畑牧場の生キャラメルが、真のオリジナルかどうかは全く知りませんが、それを模したと思われる、パクリキャラメルが巷にあふれています。キャラメルの形、大きさ、その包み方、包んでいる紙などは、ほとんど同じですし、そして何と言っても、商品の箱が、あのまるい”まげわっぱ”?風の10cmほどの箱で、見た目はそっくりです。パクリ商品を食べたことはないので、おいしいのかまずいのかわかりませんが、花畑牧場と書いてあるのかないのかの違いで、産地偽装の一歩手前といえましょうか。

 こういった、パクリが増えたり、それこそ、おいしいパクリ商品が巷にあふれれば、花畑牧場のブランド力もなくなってしまうのでしょうか。今のところ、そのブランド力は衰えを知らずという感じですが、これが未来永劫かどうかは全くわかりませんね。というのも、パクリのことだけでなく、ちょっと気になることがあったからです。
 
 現在、私は某田舎に住んでいますが、先日東京に行ったとき、銀座近辺の花畑牧場の支店?花畑カフェ?に寄ってきました。まあ、ここも入るのに行列なわけですが、実はここに、九州限定発売だと思っていた、生キャラメルマンゴー味もしっかり売られていたのです。まあ、別に売るのが悪いわけはありませんし、東京は特別かとも思いますが、田舎者の単純な発想から言うと、それが限定発売と思っていただけに、あまりに簡単に買えてしまって実にむなしい感情に襲われたわけです。
 そもそも、生キャラメル自体、北海道に行かなければ買えないものであれば、その希少性が魅力になるわけですが、東京では簡単に買えるとなると、残念ながら、その魅力は徐々に薄れてしまうような気がしてなりません。

 そもそも、なぜこの生キャラメルが人気になったかということについて、義剛氏自身がよく語っていたことは

「一つ一つ手作業で、品質に妥協がなく、大量生産できないから大手には真似できない」

というものでした。しかし、大ヒットして、大量に売れるようになってしまえば、結局のところ大手化してしまっているということになります。おそらくもうすでに、一つ一つの工場に、社長の目は行き届かなくなってしまっているでしょう。そうなれば、残念ながら品質は落ち、希少性はなくなり、そのうち飽きられたり、パクられたりすることになっていくのでしょう。「なんだ、ここにも売っているんだ」とがっかりした私や嫁以外にも、がっかりした方は少なくないかもしれません。

 もちろん、一企業が大手化して悪いことはありません。義剛氏の創業の考えかたと、現在が違ってきただけで、花畑牧場が大手酪農メーカーになるだけのことです。
 ただ残念なのは、現在、地方の疲弊が言われている中、超北海道ブランドになった花畑牧場が、超北海道ローカルに徹していたとしたら、北海道地方の活性化に相当に、しかも長く、貢献しただろうと思うことです。なにしろタレント社長ですし、創業の考え方が上記のようなものでしたから、私もそういうマイナー的な方向に向かうんだろうなと思っていましたし、そんなマイナー思考に魅力を感じていたのですが・・・。
 まあ、今でも十分に北海道地方の経済に貢献しているとは思いますが、これから長期的に考えるとどうなんでしょう。東京進出してメジャー化すれば、相当に儲かるのでしょうが、北海道まで行こうと思う気持ちにはつながりませんね。商品の魅力も一般化されてしまうような気がして、そのあたりが残念なんですね。

 一ボケ医者が、もとい、やぶ医者が、企業の方針にとやかく言う資格はありませんが、なんとなく、栄枯盛衰のモデルケースのような気がしてならないので、ここに書きとめておきます。一応、花畑牧場の今後のますますの発展を祈ってはおります・・・が・・・。

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