« ゆとり教育を思う | トップページ | 総論各論マジック »

2010/04/08

田舎者の賛歌

 私は現在住んでいる静岡県某所から、ちょくちょく実家の岐阜まで帰るため、新幹線をよく利用しています(エクスプレス予約で自由席)。この引用記事にも書いたのですが、残念ながら静岡県の新幹線の駅に、のぞみ号が止まることはありません。なかなか、ひかり号の時間にうまく合わないことも多いため、実際のところ、各駅停車の「こだま」に乗ることが非常に多いのが現状です。

 しかし、こだま号は本当に”ちんたら運転”でイヤになることがあります。名古屋まで「ひかり」と「こだま」では、30分近く違います。これだけ違うと、東京から名古屋まで「のぞみ」に乗るのとほとんど変わりません。さらに、最近使われているN700系の速いのだと、東京-名古屋間の方が速いくらいです。こうなると、「のぞみをとめろ!!」とついつい田舎根性丸出しで叫びたくなると言うものです。しかも、前述の新型N700系に乗ってみたいと思っても、この車両でこだまやひかりの運転はしていませんから、余計に悔しい思いにさいなまれるわけです。

 というか、先日東京出張があり、その足で実家に帰る必要があり、念願の、念願のN700系の、のぞみに乗ってしまったわけです。私はお金持ちなので(汗)、グリーン車に乗り込みましたが(実はポイントを使っただけ・・・)、久しく駅に止まらないという体験をしていませんでしたので、まあその快適さに喜びがわき上がってきました。座席それぞれにコンセントがあるという情報を入手していましたので、意味もなくパソコンを取り出し、電源をつなぎ、仕事をしているふりをしながらゲームをやってしまいました。はっきり言って、揺れがあるので、コンピューターの使い心地は決していいものではありませんでしたが、まあ、そこは自己満足の世界です。東京名古屋間を、寝ないで通せたのは、初めてだったのかもしれません。

 ということで、田舎根性丸出しで考えることといえば、正直上記のような感想を、「東京」「横浜」「名古屋」「大阪」等に住んでいる人は、全く持たないだろうなあと思うことです。ちなみに、私の場合は、名古屋駅を利用しますので、何かあったときにのぞみを使うことがあるわけですが、単身赴任で「小田原」に住んでいる人が、実家の「豊橋」に帰るということになれば、ほぼ、こだましか利用できません。そんなことを考えると、都会に住む人はその便利さが当たり前で、そこに何の疑いも持たないどころか、より快適になっていくことも自然に享受できるわけですが、田舎ものは、相対的により不便になり、より田舎根性が増していってしまうという悪循環の構図が垣間見えるわけです。これも「地域格差」?と言うのでしょうかね。

 「こだま号しか止まらない?だと!!、おいおい、俺の地方は、新幹線が通ってないんだよ!!、贅沢なことをいうな!!」・・・、と心の中で叫んだ、あるいは実際に口に出して叫ばれたあなた、おっしゃることはよーくわかります。しかし、残念ながら、五十歩百歩の田舎根性であることは変わりません。同類です。同類ですから、仲良くしましょう。その延長線上の発想で、我が町にも新幹線をとか、高速道路をとかいう話になっていくのでしょうが、要するに、便利が当たり前の都会人に理解などできない話です。ちなみに、我が町に・・・の発想も、私自身は正しいとは思いません。細かい私の考えは述べませんが、都会がよければ、田舎を捨てて、都会に住めばいいだけの話です。

 田舎根性のような、やっかみ系のネタが大好きな私ですが(東京ローカル台風の目と東京ローカル)、田舎が捨てられず、もちろん故郷を捨てられず、そして、いつまでも今まで通りの故郷であってほしいと思うからこそ、やっかんで、ガス抜きして、心を落ち着けるわけです。田舎根性は捨てられませんし、捨てる気もありません。田舎を都会化して平均化してしまうより、田舎ブランドを前面に出して優越感に浸るのが(実際にはやっかんでいる・・・)、私の本能のようですから・・・。

 人気blogランキングに登録しています。ぜひ清きクリックを!
 ↑↑クリック!
 BlogPeople「ニュース・一般」ブログランキングにも清きクリックを! ↑↑クリック!

|

« ゆとり教育を思う | トップページ | 総論各論マジック »

コメント

お陰様で、どんな新幹線でも停車する京都人です。グリーン車には乗りませんが、N700系は重宝しています。
ただ、今はどうか知りませんが、若かりし頃、青森に住んでいた際は東北新幹線で上野から盛岡まで今の「こだま」に乗って、そこからバスで1時間を要して、青森県弘前市へ。当時の東北新幹線は岩手に入った瞬間にほぼ各駅停車の状態でした。岩手県の大物政治家の影響だと思いますが。東北の方は、新幹線は、まだまだ不便と思っておられると考えます。

投稿: 小島愛一郎 | 2010/04/09 12:16

小島様コメントありがとうございます。
田舎者のやっかみネタにお付き合いいただきましてありがとうございます(ご気分を害されたかもしれませんが・・)。
私も一時期東北(のハワイ)に住んでおりましたが、在来線の特急でも相当な時間がかかり、太平洋側にもう一本新幹線があったら・・・なんて考えたりもしました。全国には、不便な地域はいっぱいあると思います。そこにはとうぜん「おらがまちにも」的な発想がうずまいているのでしょうが、それも問題かなと考えたりもします。田舎者は田舎者でいようと、やっかみながらも訴えたいのが私の本心です。

投稿: 彰の介 | 2010/04/09 19:48

こんばんは。
私が帰省するときは新横浜から名古屋まで新幹線を利用しますが、ほとんどが「ぷらっとこだま」です。
のぞみを利用するより1時間余分に時間がかかりますが、こだまの中でお弁当を食べれば、食事してからのぞみに乗った場合と到着時間は余り変わりません。
逆に、のんびりとお弁当を食べながら(ビールを飲みながら、w)移動する方が、かえって贅沢しているような気がするこの頃です。

投稿: あざらしサラダ | 2010/04/11 22:08

あざらしさんコメントありがとうございます。
「こだま」ですか・・・、絶対真似できません・・・。連休のときのような、超満席状態のときは乗ったことがありますが、のぞみがこれだけ本数あって、こだまはまったく頭にありませんでした。今度新幹線宴会でもしましょうか。むむ?迷惑集団になりそうですが。

投稿: 彰の介 | 2010/04/11 22:35

先月北海道に行った時も、稚内から函館まで10時間かけて特急で移動しました。
飛行機だったら札幌(丘珠)乗り換えで4時間足らずで移動できるのですが、やはりのんびりと景色を見ながら(ビールを飲みながら、w)移動する方が贅沢だと思いますよ。

投稿: あざらしサラダ | 2010/04/12 23:59

 あざらし様、コメントありがとうございます。
 時間を使うというのは、確かに贅沢ですね。私は今のところ30分どころか、数分にいらいらしてしまい、そんな感覚を忘れておりました。「いつまで待たせるんだ!!」と言われる患者様に強迫観念を植え付けられてしまったかもしれませんが・・(人のせいにしてごまかします・・)。

投稿: 彰の介 | 2010/04/13 11:33

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/45497/48033286

この記事へのトラックバック一覧です: 田舎者の賛歌:

» 秋野陽子プロデュース | ハーバルの生せっけん [口コミで人気の商品 | 感想と使い心地]
保湿力は固形せっけんの約70倍含有 [続きを読む]

受信: 2010/04/10 11:50

« ゆとり教育を思う | トップページ | 総論各論マジック »