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2010/10/21

まことしやかな「幸福の木」の話

 世の中、まことしやかに語られるウソというのが非常に多い・・・ということを常々感じている、屁理屈屋の彰の介です。このブログの中にもいろいろと、そんな話(ウソではない話かもしれませんが)をちりばめてきました。中には、私が勝手に解釈している「新説、珍説」の類もあるので、この彰の介の証言こそ要注意という噂もありますが・・・。

 例えば・・・、非常に初期のこんな記事、亀のあくび。あくびは空気を思いっきり吸い込むためにする行動と考えられているようですが、本当にそうなんだろうかと考えてみた記事です。何しろ、うちの亀様が水の中であくびをしたのですから・・・。ちなみに、亀を飼う場合、必ず日光浴が必要であり、日に当てるか、白熱灯?を浴びせないといけないと書物には書いてありますが、うちの亀様は明るいところにいるだけで、10年以上生きています・・・。

 例えば・・・、現在のところ、「彰の介の証言」で、最も読まれている記事が快気祝いと快気内祝いという記事。俗にマナーとされていることですら、いろんな見解があって、全然統一されてないじゃんと感じたお話です。ちなみにマナーといえば・・・、私の父の葬式の時、一応「葬式に関する本」を読んだのですが、はっきり言って何の役にも立ちませんでした。一般論的な「マナー本」だったのでしょうが、宗旨宗派の違いや、地域性の違いがあまりにも大きすぎて、逆に混乱しただけというのが本音のところです。

 そして本日の「幸福の木」です。およそ12年ほど前買ってきた我が家の幸福の木を観察するうち、世間で語られている幸福の木に関する諸説はほとんどウソだろうと感じています。幸福の木といいますと、いわゆる観葉植物なのですが、以前我が家の幸福の木に花が咲いた時、このブログで記事にしておりました(幸福の木の花)。写真付きなのでぜひ見てください。

 まず、ウソとは関係ありませんが、市販の幸福の木、或いはその類似のドラセナ属?の多くは、おそらく矮化剤か何か薬剤が使用されていると思われます。市販されている時、或いは業者に管理されている施設などの幸福の木の葉は、非常にきれいな黄緑色で、その大きさも丁度いいのですが、自宅で育てていると、葉は非常に濃い緑色になり、なんといっても葉の形が細長くなってきてしまいます。一言で言えば「だら~ん」と垂れ下がってしまうと言えばいいでしょうか。多くの市販されている植物に、この矮化剤が使われているようで、私もハイビスカスやミニバラで経験していますが、これっていいことなのやらどうなのやら、現実を知るとちょっとがっかりしてしまいます。

 幸福の木のウソというか伝説といえば、その「花」に関することです。上記の記事で書いたとおり、我が家の幸福の木にも花が咲きましたが、花が咲くというのが非常に珍しいため、いろんなウソ情報が飛び交うことになったのでしょう。

 まず、幸福の木の花は10年に一度くらいしか咲かないとされています。なかなか咲かないので、まことしやかにそうされていますが、実は、我が家の幸福の木は、2008年も、2009年も、2010年も、3年連続で花を咲かせているのです。ネットで調べてみると、2年連続、3年連続なる報告が散見され、けっして「10年に一度」でないことは確かです。知恵袋の回答には「60年に一度」といった記事も見られ、かなりいい加減ですね。

 幸福の木に花が咲くと、木自体枯れる・・・なる説もありますが、これも全くのウソですね。花芽の上には成長しない、成長しにくいという話もありますが、そんなことも全くありません。

 どうすれば花が咲きやすいかの話ですが、最もまことしやかに語られているのが、「根詰まり」説です。根詰まりをおこしていると、花芽をつけやすいというのですね。ストレスから子孫を残そうという本能が働くというのですが・・。
 今回の話の展開からすると、決して根詰まりしていなくても花が咲くということを、私が証明したかに思われてしましますが、実は我が家の幸福の木も、5年以上同じ鉢に植えっぱなしで、根詰まりをおこしているかもしれません。しかし、根詰まりというのは明らかに樹勢を悪くするはずで、非常に体力を使うであろう「花」を咲かせることを行ったら、どんどん木が弱っていくだろうと考えます。我が家では、3年連続で花を咲かせていますが、樹勢は衰えることなく、次々に新しい葉をつけ成長しています。そんなことを考えると、根詰まりによるストレス説は、おそらくウソだろうというのが、私の考えです。

 ちなみに花を咲かせるためには、他にも「できるだけ日光に当てる」「水をあまり与えない」「肥料を十分施す、施さない」など諸説ありますが、どれが本当だか全くわかりません。我が家の場合、家の中で育てているので、明るいにせよ日光を直接当てるようなことはありません。肥料はほとんど与えていません。最初に植え替えた時に入れたのみです。今年は少しずつ液肥を与えていますが。水は確かに少なめかもしれません。葉っぱがちょっとたれてきた?と思うと与える程度ではあります。

 どれが正しいのか正しくないのか全くわかりませんが、結局のところ検証データが全くなく、噂に過ぎません。噂に過ぎないにも関わらず、いろいろとまことしやかに語られるというのは非常におもしろいですね。世の中意外にそんないい加減な情報で満たされているような気もします。今のところの関心事は、2011年、我が家の幸福の木に4年連続で花が咲くかどうかということですが、正直厳しいでしょう。なかなか報告もないようですから、もし咲いたら大々的にこのブログで発表したいと思います。もちろん過去に撮った写真を使って、偽造するくらいのことは簡単にできそうですが・・・・。今回は肥料を与えすぎたような・・・。

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2010/10/07

「てっぱん」のオープニングテーマにはまる

 あれこれ、またしても更新が久しぶりになってしまいました。
 「便りのないのはいい便り」とは言いますが、私の場合、このブログが更新されないのは、ただ忙しいだけでして、私にとって「いいこと」ではないことが多いですね。

 ところで、朝の連続テレビ小説が、「ゲゲゲの女房」から「てっぱん」に変わりました。ゲゲゲの女房はなかなかおもしろかったので、引き続き「てっぱん」も見ています。以前、「ゲゲゲの女房」人気上昇中という記事を書いて、その初回視聴率の低さをやじった報道に物申してみたのですが、その反省からか、今回の初回視聴率に関しては無難な報道が多いと感じました。例えば、<てっぱん>初回視聴率18.2% 「ゲゲゲの女房」上回る好スタートなんていう記事がありましたが、抜粋しますと、

女優の瀧本美織さん主演の連続テレビ小説「てっぱん」の第1回が放送され、初回視聴率は18.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。朝ドラ歴代最低を記録した「ゲゲゲの女房」の初回14.8%を大きく上回り、05年以降では「芋たこなんきん」の20.3%に次ぐ好スタートとなった。

 視聴率がよかったといういい記事なので、文句を言う人は私ぐらいだと思いますが(笑)、結局のところ初回視聴率で、全編通しての視聴率というかおもしろさはわからないわけです。前回の反省だけでこういう記事になっているのでしょうが、「もう朝の連続テレビ小説は終わった」かのような論評はどこへ行ってしまったのでしょうか?

 ところで、今のところの私の「てっぱん」評ですが、いきなり初回で主人公が2度も海に飛び込んで度肝を抜いたり、二回目ではやくも主人公の少女が養子だと知るなど展開が早くよどみがありません。このあたり、あまりにもまどろっこしく、展開が遅い「韓国宮廷ドラマ」とは好対照です(すべてではないでしょうが・・・)。さっそくもって私は「てっぱん」にはまり始めているようです。もちろん、上の記事ではありませんが、今後もおもしろいかどうかは知るよしもありません。いつの間にか見なくなっている可能性はなきにしもあらずですが、たぶんこの展開なら楽しく、ドキドキしながら最後まで見られそうな気がしています。

 ところで、話は少し変わるのですが、この「てっぱん」のオープニングのテーマ曲をヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんが奏でています。いや~、これがなかなかいいんですね。このオープニングの曲の間、尾道の方々?だと思うのですが、なんか変な踊りをみんなで踊っているのですが、これがまたいいんですね。そんなわけで、NHKのこんなページを発見してしまったので、「てっぱん」を見ていない方もぜひとも見ていただきたいと思います(オープニングダンスはコレだ!)。普通にこのページを開いてplayを押すと、曲とともに振り付け師のお兄さんの踊りが始まってなんのこっちゃという感じですが(オープニングダンス教則ビデオ)、隣のボタンも押して番組オープニングタイトルの方もぜひ見てください。音質は明らかにダンス教則ビデオの方がいいようですので、曲を聴くならそちらの方がよさそうです。

 この曲「ひまわり」という曲だそうで、このあたりの記事を読んでみると、葉加瀬太郎さん作曲で、羽毛田丈史さん編曲とのことですが、葉加瀬氏がこの編曲に関し「美しすぎる編曲」と表現していますから、私がこの曲に関して、いいなあと感じている感覚も、まんざらおかしくはないようです(笑)。無論、ヴァイオリンの音色がすばらしく、何度聴いても心に響いてきますね。
 
 実を言えば、私はそれほど音楽というものに関心があるわけではないのですが、時々「これはすごい」と感じる音楽に出会うことがあります。過去に感動した音楽シーン(一部マニア編)を挙げてみますと(ちょっと異質なものが入っている点はお許しを・・・)
 ・加藤一二三が駒音コンサートで歌った「この道」・・・別の意味で感動・・。
 ・歌の途中でマイクを口元から外してその声量だけで歌った紅白歌合戦大トリの和田アキ子
 ・NHKの番組、自宅のピアノで奏でたフジコ・ヘミングのカンパネラ
 ・iPodで聞いたMISIAの逢いたくていま・・・しばらくMISIA以外は歌手じゃないと思った・・・
そして今回の葉加瀬太郎さんの「ひまわり」ということになりましょうか。

 ちなみにフジコ・ヘミングの演奏を聴くと、聴衆は涙を流すそうですね。どちらかというと私は、そのピアノを弾く姿と、ラ・カンパネラという曲の迫力に圧倒されてしまったという感じでしたが。そして、今回、上記のNHKのページで何度もこの「てっぱん」のオープニングを、街の人々の踊りの映像とともに聴いてみたのですが、何となく涙が出てくるんですね。多分私は、何か人生に病んでいるに違いありません。どなたか私の心の隙間を埋めてください・・・。

 よくよく見てみるとNHKではこのオープニングの踊りを視聴者参加型にするとのことで、ビデオを募集しているようです。ご興味のある方応募されてはいかがでしょうか。むむむ、私もやってみるか・・・。

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