所詮他人事の日々に反省
今回の大地震で感じたことは、「災害は想定外で始まり、常に想定外の連続であろう」ということです。M9.0という地震の規模も想定外であり、それに伴う大津波も想定外、元々災害拠点になるはずの場所が津波に押し流されたのも想定外、原発がこんなことになってしまったのも想定外でしょう。
大変不謹慎ではありますが、反省を込めて言えば、過去の大地震は、私にとって所詮他人事であったということもよくわかりました。東北で地震があり、今までであれば所詮他人事であったわけですが、発電所が壊れ、かなり遠く離れた場所に住む我々であっても、計画停電を強いられて、日常品や食料も手に入れにくくなって初めて、災害の当事者となりました。津波に流され、避難生活を送られている方々には遠く及びませんが、停電・断水に、神経をすり減らせる日々が続いており、気分が晴れません。
それにしても、災害に対して、何の備えもしていなかったということがいやと言うほどよくわかりました。さあ、明日電気が止まるという状況なのに、明かりもなければ、水も食料もありません。結局、乾電池や水やパンやらを買いに走ることになり、今起きているまさに、買い占め行為とおしかりを受けていることを自分もやったということになります。
言い訳すれば、全く備えをしていない人たちが、周りにたくさんいることもよくわかりました。さらに、これらの「急いで買い物行為」が、被災地の方々にも迷惑をかけているとのことですが、これまた、「所詮他人事、自分が大事」と考えている人もたくさんいることがわかりました(私を含めて)。
まあ、ここまで自虐的にならなくてもいいのかもしれませんが、これまた、何となく気分が晴れない一要因になっているわけです。
そして、電気も食事も、いつも本当に無駄に使い、無駄に食い散らかしているというがよくわかりました。あって当たり前は、無くなると目も当てられません。日本中、一年に一回くらい計画停電をして、災害への備えと当たり前のない生活を体験した方がいいのではないかと、意外に真剣に考えている私、彰の介でした。
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コメント
私は岡山県の瀬戸内地方です。
自分が被災して初めて被災者の気持ちが判ると言う事ですね。同感です。
日本国民はこの度の震災を機に今の生活を考え直す必要が有ると思います。
投稿: | 2011/04/03 11:07
岡山さん(仮称)コメントありがとうございます。
私は本当にこれを機会に、心を入れ変えて生活を変革した方がいいと思います。停電は本当にストレスですが、いかに電気に頼り切った生活をしていたのかがよくわかりました。
投稿: 彰の介 | 2011/04/04 22:48